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お子さんに読んでいただきたい「徳川家康」

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「徳川家康」という戦国時代の超有名人の人生をかみくだいてみました。 大人のかたが読んでも「そーなんだ!」となる内容ですが、語り口と漢字は子どもたちに向けて。
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記事一覧

はじめに

徳川家康さんって知ってますか? すっごい昔『戦国時代』って言って、とにかく”戦ってた”時…

プロローグ 家康の生きた戦国時代

家康さんが生まれたのは、いまから約480年まえ。天文11年(1542年)のこと。 「ちょ…

第一章 カゴの中の竹千代 〜家康たんじょう。かなりサイアクなときに〜

徳川家康は、天文11年(1542年)、三河国(みかわのくに。愛知県の東のほう)の岡崎城と…

第一章 カゴの中の竹千代 〜竹千代にふりかかる不幸〜

竹千代が3さいのときのことです。 竹千代のママのお兄さんの、「水野信元(みずののぶもと)…

第一章 カゴの中の竹千代 〜人質生活まっしぐら〜

さて、広忠が殺されます(いきなりごめんなさい)。 竹千代が織田家の人質になって、2年がた…

第二章 三河の王、家康 〜元康におとずれた転機〜

・松平家がサイアクのときに生まれた竹千代。長い人質生活を味わうことにはなったが、その中で…

第二章 三河の王、家康 〜松平のパートナーは……どっち?〜

みなさんには、これから「進路」というものを決めるときがきます。 どんな高校にいこうか、どんな大学に入ろうか。スポーツや芸じゅつの道を選ぶひともいるでしょう。 中には、自分のやりたいことを見つけ、高校や大学にはいかない人もいるでしょうし、日本を出る人もいるかもしれません。 自分の道を自分で決めていく。「選たく」していくことになります。 『桶狭間の戦い』のあとの元康も、これからのあなたと同じだったんですね(まったく同じじゃないけど)。 それは、どういうことかというと……。

第二章 三河の王、家康 〜三河一向一揆〜

今川家をはなれ、信長と仲よくなった今、尾張からせめられることがなくなった元康。 となると…

第二章 三河の王、家康 〜ついに、三河国を……!〜

今回の一向一揆では、ほんとうに大変なめにあった家康さん。 けど、わるいことばっかりじゃあ…

第三章 最大の友・信長、最強の敵・武田 〜戦国最強騎馬軍団〜

・「桶狭間の戦い」が転機となり、織田信長という同盟者を手に入れた家康。一向一揆にも打ち勝…

第三章 最大の友・信長、最強の敵・武田 〜家康のトラウマ in 三方ヶ原〜

とりあえず家康からぶっつぶすため、2万5000いじょうの大軍でせめこんでいく信玄。 戦国…

第三章 最大の友・信長、最強の敵・武田 〜武田のトラウマ in 長篠〜

『三方ヶ原の戦い』で、家康をボロボロにした信玄ですが、まだまだこうげきを止めません。 そ…

第三章 最大の友・信長、最強の敵・武田 〜築山殿と信康〜

1つ、ショックな話をするのをわすれてました。 家康のおくさんと子どもの話です。 おくさん…

第四章 秀吉というライバル 〜家康をおそう変と危機〜

・信玄、勝頼と、親子二代にわたって苦しめられた家康。ついにはその武田をたおすこともかなったが、つまと子どもを失うという悲しみが待ちうけていた。それでも、信長との同盟は続いていく——。 武田をたおした家康と信長は、かなりのニコニコ。 長年の敵がやっといなくなったんだから、上キゲンも上キゲンです。 信長「ホント今回はおつかれね。家康くんのおかげもあって、やっと武田をたおせたよ。というわけで、駿河国あげるね」 家康「やったーー!!」 駿河国をもらった家康は、お礼を言うため