【訪問介護のヘルパー】移動援護のヘルパー、24時間巡回型訪問介護について
高齢者社会の日本において、訪問介護は、今や、生活スタイルの中に組み込まれた「自分の生活の一部」となっている方も多い時代です。
「訪問ヘルパーさん募集」
「資格がなくても働けます」
「働きながら資格が取れます」
「年齢不問」
「働く時間は相談できます」
なんていうポスターを街中でよく見かけませんか?
介護を受ける家族がいたりすると、訪問介護のヘルパーさんがどんな人なのか、想像が付きますが、介護に関わった方ではないと、「ポスター通り、そんなに簡単になれるものなの?」と疑問に思うことでしょう。
・ヘルパーさんとは、一体どんな方なのか?
・どんな仕事スタイルなのか?
などをここでは紹介します。
街中で見かけるヘルパーさん
同業者なら、すぐにわかっちゃいます!
自転車に乗って、ズボンはジャージかチノパン、足元はスニーカーで、リュックを背負い、街中を駆け巡っています。エプロンをつけている人もいますね。
そんな姿で、スーパーに颯爽と登場し、買い物メモを見ながら熟考しつつも素早くレジへ。エコバッグを必ず持っています。
そんな姿で、スーパーのフードコートや公園でお昼ごはんを食べながら、スマホ、タブレット、紙などに、せっせと報告書を入力している人がいたら、間違いなくヘルパーさんです。
どんな人がヘルパーさんに多いのか?
ヘルパーさんってどんな人が多いのだろう?
・若い女の人も、おばさん、おばあさんみたいな人もいますか?
・若い男性もおじいさんもいますか?
などの疑問を持った方も多かったはずです。
ヘルパーさんは、老若男女、様々なライフステージの方がいるのです。でも、時間帯によって、仕事内容によって、向き不向きがあるので、そのヘルパーさんにマッチングした仕事をしています。
何時ぐらいに働いているの?
早朝や深夜なら、起床介助、就寝介助の仕事があります。体が大きなご利用者様の介助には、慣れたベテランさんや、男性ヘルパーさんが向いています。
日中は、掃除、洗濯、買い物、炊事といった仕事がメインです。家事の経験豊かな主婦業経験者は、マルチタスクが得意です。
こんな方見たことない?
午後の学校や仕事帰りの時間帯に、IDカードケースをぶらさげた大人がお子さんだったり若いご利用者様と一緒に歩いているのをみかけたことがありますか?
それは移動援護のヘルパーさんです。
学校から放課後等デイサービスに一緒に行ったり、そのデイサービスからご自宅まで見守ったりする仕事もあります。仕事場からご自宅へも同じです。一人で目的地へ行くことができるご利用者様でも、急なトラブルがあったりすると、落ち着いて行動できなくなる方がいます。
24時間巡回型訪問介護
24時間ですので、日中や夜中も稼働しています。週末の夜や、土日祝などにも仕事があります。
主に、排泄介助がメインです。
一人でトイレに行けないご利用者様の介助です。トイレまで肩を貸して(実際は手引歩行をします)誘導するものから、べッド上のおむつ交換まで様々です。夜勤専従の方が結構いるのがこの仕事です。
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