見出し画像

📚保険について考えてみる

保険もある意味金融商品です。

生命保険で言えば、毎月積み立てた保険料が死亡が保険金として受け取れるからです。
では、株式投資などと同様にしっかり内容を吟味して保険契約したでしょうか? 親族や友人の紹介、頼まれて、、での加入するケースも多いはずです。

ファイナンシャルプランナーとして言いたいこと

すべてのリスクに対して補償するとなるとお金がいくらあっても足りません。大事なのは、適切な保険に加入しているかどうかです。

たとえば、火災保険(住宅・家財)だと、オートロックのマンションに住んでいて、現在おそらくそんなに多額の現金を家に置いていない住居で「盗難」の可能性はあるでしょうか? そのマンションが高層階だった場合、水災 (水漏れではなく)の契約が必要でしょうか?

どの保険もおおよそパック商品のようにして販売されます。
これが素人が騙されやすい点。
もちろん、選べと言われてもそこまで知識がないからしょうがないのですが。しかし、保険料の計算は、ひとつひとつの足し算です。
条件により、加入が必須のものもありますが、調べれば外すことができるものもいくつかあります。それは月額の保険料を下げることにつながります。

ニュースにもなっていた携帯電話の契約時に、あれやこれやオプション(使いもしない)を無理やり付けさせられるのと同じ感覚です。

生活環境の違いで保険を見直す

子供が小さい頃には、万が一のことを考えると生命保険加入も必要です。
しかし、子供も成人し社会人となり、生計も立てているのにまだ払い続けますか? もちろん、配偶者のためだともわかりますが、以下は私の例です。

25才から55才まで30年間 毎月10,000円を払い込みました。死亡すれば1000万円が受け取れる商品です。
私は、自分が死んで妻が1000万円受け取る選択は止めました。
解約して、「解約返戻金」として、360万円を受け取りました。死亡保険金月を生前に受け取ったということです。金額は、1/3に減りました。
しかし、この360万円は生きている夫婦で使えるお金なのです。
お金に対する価値観の問題です。

考え方は人それぞれですが、言いたいことは、生活環境が変わるタイミングで保険は見直しが必要ということです。 以下、その他の見直しです。

  • 子供が出て行ったら、火災保険の家財の金額が多すぎないか

  • 年令を考えると入院日額を増額してもよい頃では

  • 生命保険があれば、医療保険の死亡補償は最小限でよい

  • 地震保険は、必ず入るべし

  • 医療保険の先進医療がカバーされているか

最後に

ここは、無理せず (すべてをわかろうとはせず) 専門家と相談したほうが得策です。

シニアの達人  問い合わせ可能です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?