✅手首で起こる腱鞘炎「ドケルバン病」

腱鞘は指だけでなく手首の親指側にもあり、ここで起こる腱鞘炎を「ドケルバン病」といいます。
ドケルバン病の症状は、手首の「痛み」や「腫れ」です。
特に親指を広げたり、反らしたり、動かしたりすると、強い痛みがでるのが特徴です。

✅腱鞘炎が起こりやすい人

パソコンでの作業、楽器の演奏、文字の書きすぎ、手をよく使う仕事の人など「手指をよく使う人」によく起こります。

また、「更年期以降の女性」「妊娠・出産期の女性」にも多くみられます。これには女性ホルモンの影響があると考えられています。

さらに、「糖尿病の人」、「人工透析を受けている人」、「関節リウマチの人」にも起こりやすくなります。
糖尿病のある人は、末梢の血液が滞ることや、炎症を起こすと治りにくいことから、腱鞘炎を起こしやすくなると考えられています。

✅腱鞘炎の病院での治療法

1. 安静にする　（オーバーワークを控える）

2. 固定

3. ステロイド注射

ちなみに、私も会社の勤めの頃よく腱鞘炎に悩まされました。
そして、いつも言われるのは、「少し仕事を控えて」
（医者もできないのがわかっているけど、それしか言えない）
サポーターで固定してできるだけ安静にしていました。

🤓最後に

ここ数年患者数は２倍近く増えています。
そうです、「スマホ腱鞘炎」です。
とくに若い世代で急増しているそうです。
ついつい、メールに夢中になったり、ゲームを続けたり。
休憩したり、逆の手に変えてみたり、出来る対策はやりましょう。

シニアの達人