うどんの湯切り姿を見て泣く

というわけでいきなり「あんま書くことないな、、」と頓挫しそうになった日記ですが

いまだに絶賛絶食中です。
でも、少し炎症の数値がよくなってきたみたいで
早ければ明日からはご飯食べれるかもしれません。
本当お茶に助けられてます。
ふわっと香る茶の香りで
食欲ちょっと落ち着くもんなー。
でもこれは多分、朝に配られるインスタントの粉茶じゃ起こらない。。

みなさん、ほんと何かしらの不幸で入院&食事制限かかった時は、
何種類ものお茶と急須持って行った方がいいですよ。
お茶は紅茶でも緑茶でも何でもかんでも大丈夫です!
どんな食事制限でも多分「お水・お茶」は制限されませんから!
お茶はどれも糖質ないので。
抹茶は残念ながらダメです。茶葉そのもの飲むんでカロリーも糖質もある。

まあお茶で精神的なダメージはかなり軽減されてるんだけども、やっぱ「飯食べたいなー」とは無自覚ながら思ってるらしく
流し見してるショート動画がどんどんグルメ情報に。
野村が好きなグルメチャンネルは、
「うどんそば」ってチャネルと
「ごうさん全国グルメ旅」
っての。
「ごうさん〜」のチャンネルは動画の雰囲気が色々あるんやけど、好きなのはオーダーしたご飯をひたすら食べてるのを流してるだけというやつ。

ドキュメンタリー好きとしては、説明・解説を感情豊かに語られるより淡々とご飯食べてる姿やご飯作ってる姿にグッとくるみたいです。

なので「うどんそば」の動画はそのストイックさ全開なので圧倒的に好きです。
ショート動画みてはgoogleマップのブックマークにマークしまくってます。

ふっと
切り抜かれたショートじゃなくて、
本来の動画みてみようかーと見たんですが

一発目の動画に心打たれすぎて泣いてしまいました。
最初は「おお40分もあるやんけ」と思いましたが
おばあちゃんが、旦那さんが亡くなってから
ワンオペで朝の出汁の仕込みから片付けまで淡々とこなす姿はもうお客さん入る前から涙腺ちょっと緩んでました。昼のピーク時はオーダー取るパートさんが入るんですが、厨房は完全におばあちゃんひとり。

野村が10代だった頃って、
こーゆー毎日をきっちりきっちり生きる人たちを、
札束でほお叩くみたいなことを軽蔑するドラマや小話がたくさんあったたように思うんですけど

いつの間にそれは失われて
アフィリエイトやYouTube(まあこれもYouTubeやけど)やビットコインやらで濡れ手に泡みたいなことでお金稼ぐことに憧れを抱くことに
恥じらいや引け目がなくなっていったな、、
と見ながら思いました。
いやそのニーズがある限りいいとは思ってるんですけどね。

でも圧倒的に人としての輝きを放ってるんですよおばあちゃんは。強くて美しい。

でも多分卵が値上がってる事に一番影響受けてたりするんですよ。

くみさん(奥さん)のパン厨房での仕事を見るたびに
「労働とはこんなにも美しいのか」
と感動するんですけど(最近慣れて薄れてました。すいません)

「毎日する。気まぐれに、じゃなく」
というサイクルをやると決めた人たちは
ほんと、資本主義や貨幣経済がどーだこーだなんていう浮ついた世界とは違う
「はたらく、という美しい世界」に住んでいる。
なんかヤバい社会主義みたいになってきました。
みんなそうあれよ!とはとても思わないんですけどね。(まず自分が怠惰すぎて無理)

でもそんな美しい世界の住人の方々に
敬愛やサポートを人としてだけじゃなく社会として持てないかなあ、、と思っちゃうんですよね。頭でっかち入院野郎としては。

この美しさの中に身を投じると決めた人達への尊敬を
どうかどうかみなさんも味わってみてください。
近所の老舗の忙しそうな食堂なんかに、この美しい世界は広がってると思うので。

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