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iroiro days

色々デイズ。帰宅すると部屋が寒い。暖房がまた壊れている。大家のジョーに電話するも、、、、

「ちょうど週末なのでhandy man(直す人)が捕まらない。俺が見に行くからね」

ジョーがやってくる。クリスマスツリーを飾り付けてから24時間キラキラしている我が家なので昼間でも半分カーテンが閉まってる。薄暗がりで反射するキラキラを背に浴び、イタリア系大男ジョーが必死にキッチンで格闘している。

NYは全てが古くて朽ち果てている。建物も地下鉄も何もかも。だから誰かのせいじゃない。こうやってなんとか必死に直して、たとえ直らなくても、できるところまでお互い誠意を見せて今日1日をやり過ごす。しかない。

毎年恒例のリンカーンセンター、NYフィルハーモニーのハレルヤを聴きに行く。3回目、アランギルバートが指揮をしていた頃は良かった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88

ファンキーでジャンルを超えた楽しさがあった。しかし同じ音楽、同じ譜面、同じ演奏、流石にもう飽きた。素晴らしい音楽もずっと同じやり方だと飽きる。

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