『「学び合う教室文化」をすべての教室に』古屋和久
協同的な学びの創造を目指した本著。
協同的を目指すために、子どもの「言葉づくり」を徹底的に鍛えているなぁとの印象。
「言葉づくり」とは、著者の造語であり、学級の子どもたちにも浸透している。著者は、聴くことの目的を「自身の内に言葉をつくること」としている。
つまり、聴くことを
①相手が伝えたいことを自分の言葉で伝えることができる。
②相手がどこでそう考えたのか、根拠を探ることができる。
③聴いた内容について、感想や考えたこと、疑問などを自分の言葉にすることができる。と定義して