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世界は贈与でできている

『世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学』
近内 悠太(著/文) 発行:ニューズピックス

2021年の1冊目。
友だちから「これすっごく面白かった」と教えてもらって
ちょっともうこれは・・・。
とても感銘をうけた本。

まるで永遠につづくように
あたりまえのことのように感じている
日常の土台の成り立ちについて
想いを馳せたことはありますか?
考えなくていいくらい当たり前だから
「当たり前」といえる、平凡な日常。
この本を読むとその見方自体が変わるかもしれません。
この「世界」の成り立ちについて
「贈与」という概念を使って
問いをなげかけヒントを
この2年、当たり前がいつのまにかすり替わる体験をした
今の時代の私たちだからこそ
一度読んでみてほしい。
これからの世界では、私はどうやって世界を見たいかな?
視点を変えれば
世界は変わる。
受け取り方を変えれば
世界は変わる。

贈与は、昔も今も私たちすべてに降り注ぎつづけていて。
それに気づいたとき、確実に未来にも降り注ぐんだ、と
そう思うと、世界のあたたかさに胸があつくなった。
SENSE OF WONDERは贈与のメッセンジャーとして
たくさんたくさん世界の物事に
目を見張っていきたいな。
そんな風に気持ちを固めるのです。

今回出すのに合わせて、久しぶりにもう一度読んだけれど
また改めて感じることがたくさんで!
まだ見ぬこれからの「世界」を生きた先で
またもう一度読み直そう。
これは、世界線を越える本。


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