SENSE OF WONDER
SENSE OF WONDER復活総選挙2024 エッセイのレビューです
SENSE OF WONDER復活総選挙2024 漫画のレビューです
本屋SENSE OF WONDER 2022年2月に販売した本たちです
『今日誰のために生きる?-アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語』 ひすいこたろう / SHOGEN (著) 発行:廣済堂出版 発売前からずっと気になっていたこの本をいよいよ読んだのは、東京に向かう新幹線の中。 これ、絶対お届けしたい!と思ってすぐ調べたら、うちがいつも卸してもらっている所にはない。でも絶対読みたい人多いと思うんだよなぁと脳内会議スタート。思い立った友人・まさみんに連絡してみたら、なんと編集の方を知っていた!瞬く間に紹介してくれて、4時間
『月の立つ林で』 青山美智子 (著) 発行:ポプラ社 ー私たちは、知らないところで 知らない誰かの「普通」を支えている。ー この本のコピーの一節です。 人と人とは関わりあって生きているということは誰しも感じるところですが、時代が流れテクノロジーが発達し、また少し人と人とのかかわり方も変わっているのかもしれません。 SENSE OF WONDERはインターネットの本屋さんです。 2024年2月現在、これまで1267人の人たちが私たちのオンラインショップを利用してくれま
『家が好きな人』 井田 千秋 (著) 発行:実業之日本社 ずっとタイミングを見てどこかで出そう と心に決めていた大好きな漫画です。 オールカラーで世界観を愉しむ、フィルムのような嬉しさ。 この漫画は寒い時におうちで読むと また一段と“よろこびに効く”気がしています。 -私たちは、もっとじぶんに優しくなっていい。 家の中は一番近い、一番広い、無限のワンダーランドなんだ- そう書かれた帯の言葉。 まさに。居心地のいい家をもっともっと追求したくなります。 それはお洒落で片
『ゆるめる・温める・巡らせる』 鈴木 七重 (著) 発行:エクスナレッジ 基本的に、自然なものが好きで、自然であることが好きです。 ナチュラリストかと言われるとわからないし(定義も含めて)、フルオーガニックでもない。現代社会の中、時短テクやファストフードなどの恩恵に預かることもしばしば。ただ、個人的に、地球由来のものに対する圧倒的な信頼があって、「自然であること」が、30代からの自分自身の生き方の真ん中にあります。 それが、私はとても生きやすい。 悩んだ時、わからない時 答
『パンどろぼうとほっかほっカー』 柴田ケイコ (著) 発行:KADOKAWA みんな大好きパンどろぼうの一番新しいシリーズをお届け! apelilaさんのショコラショコラと一緒に並べたくて今月でしょ、ということで♡ アニメ化するんじゃないか?!ってくらいすっかり人気者になりましたね(推しの気持ち) 次世代国民的絵本になりそうなパンどろくん やっぱり可愛て、展開と表情の妙にくすっとしちゃう ほっかほっカーってネーミングも天才的にかわいい。車がでてくるから男の子は特に好きかも!
『ねこいる!』 たなか ひかる (著) 発行:ポプラ社 ほんともう、色々びっくりする絵本! 文字はほぼないのですが、くせになってツボに入って 結果何十回もみんな読んでる大好きなエンターテインメント絵本です。 「ねこいる?」 ドキドキしながらページをめくって下さい。 かなりの確率で大人も吹き出します。 笑いが好きな方も必見です。 本になじみの少ない子へのプレゼントにもとてもおすすめ! 昔からの名作ももちろん素晴らしいけれど いきなり飛び級しなくていいし 色んな愉しみ方があっ
『なでてなでて』 西川 季岐 (著), 日隈 みさき (イラスト) 発行:エン・ブックス 一番小さなおともだち向けの絵本も 今月はねこ祭り♡ 灰色にびっくりイエローアイが可愛いねこちゃんが表紙のえほんです。 ページをめくると、いろんな生き物がでてきて 「なでて なでて」の声で よしよしとなでてあげてください。 ねこ、犬、ワニ、それからえ!それ!? 10か月頃からおすすめされていて ファーストブックにもぴったりだし 生き物によってどんな手触りなのか こどもと大人で想像したり話
『かまわぬ 100枚レターブック 』 発行:パイ・インターナショナル 今年最初にえらんだ SOW定番人気の100枚レターブックは「モダンな和」です。 「かまわぬ」(鎌の絵に、〇、ぬ、と書くデザインと聞くと、見たことある方も多いかな?) の、日本の暮らしに息づく「てぬぐい」柄を100枚収録しています。 これもねぇ、ひらくと 「まぁ♡」なんで声が漏れる可愛さなのです。 和のテイストなんだけど、洒落ていて、大人女性が使いやすい! ちょっと筆ペンをはしらせて一筆添えたりしたら め
『特別じゃない日』 稲空穂(著) 発行:実業之日本社 日々の暮らしの、なんてことないカケラを集めた愛しいマンガです。 ある小さな街を舞台に、そこで生きる人たちの想いやくらしぶりが描かれていて ほっとしたり、ホロリとしたり、ぎゅっとしたり。 私たちは、ひとりひとり誰もが主人公で、それでいて、誰かの人生では彩りを加えるサポート役。 みんな関わり合って、日々が織られていく。 出産とか結婚とか仕事での大きな出来事とか、人生の中でビッグな局面はももちろんあるけど 本当の大舞台は、今
『くすのきだんちは10かいだて』 武鹿悦子(著) 発行:ひかりのくに 「ママね、心の中にくすのきだんちを置くことにしたの。いつでもどこでも想うとうれしいおうちが心の中にあるといいなって思ってね」 「え!!たしかに~~(ほくほく)みんながいつでもいてくれていいね、私もそこにする!」 「住むなら何階にする?」 「上の方が景色が良くていいなぁ」 「レストランのそばがいいなぁ」 ・・・ ある日こんな話をして娘とほくほくしていました。 長女・おねぇが小4になっても変わらず大好きなこ
『私の生理のしまい方』 原あいみ(著) 関口由紀(監修) 発行:KADOKAWA 身体のこと、精神的な揺らぎの事 謎の不調、耳鳴り、めまい、そんなつもりじゃないイライラ・・・ この感じってなんなの?!分からなくてこわい、なに、、?って思いつつ 誰かに聞いてみたいけど、切り出すきっかけがなかったりして そういう時に症状をネットで検索したりすると、より不安で怖くなるあるある。 そう、40代50代60代 身体がどんどん変わっていく中、 心がおいてけぼりになったり 身体がおいてけ
『キッチン・セラピー』 宇野 碧(著) 発行:講談社 ちょうど1年ほど前にSENSE OF WONDERで 紹介した、『レぺゼン母』の作者さんの新刊です。 今月のメイン本ともリンクするような 心と体とお腹に効く、浄化されるような小説。 読み進めるうちに、これはSENSE OF WONDERを 好きでいて下さる皆さんに紹介したい!!!と 強く思ったお話でした。 自分が疲れているときやしんどいとき 頑張っているときに 『もっとのんびりやってもいいんだよ』 『好きなようにして
『あなたの木陰 小さな森の薬草店』 萩尾 エリ子(著) 発行:扶桑社 また、ずっと大切に、折に触れて開くであろう 宝物のような1冊が現れました。 -人生の旅のひと休み- 表紙には、そんな一言が森の中で陽を浴びる木々の緑と同じ、薄い緑色の帯に添えられている。 「香りの扉、草の椅子」の萩尾エリ子さんの、待ちに待った新しい本です。 本の隅々まで、エリ子さんの感じているこの地球への愛情とやさしさが溢れています。それはエッセイでの言葉の運びの美しさとして現れ、四季折々の暮らしのかけ
『きみのことがだいすき』 『きみのそばにいるよ』 いぬいさえこ(著) 発行:パイインターナショナル これは、SENSEOFWONDERから あなたとあなたの大切な人への 本からつながる見えないプレゼント。 春休み、大切な人や家族・友人に会える機会も多いと思います。 コロナもあって、しばらく会えなかった人にも今年は会えたりして。 大切な人たちに会えた時間が増えて その時間の幸福感や嬉しさが、ふと思い出した時に 今も心を温めてくれます。 誰かに・自分に“プレゼントになるもの
『図書館のお夜食』 原田ひ香(著) 発行:ポプラ社 今月の小説も、本好きに刺さる物語です。 本×ご飯×仕事を味わう、心に染みる長編小説。 東京の郊外にある、夜だけ開館する私立図書館は 今は亡き作家の蔵書を集めた本の博物館みたいな図書館。 そこに、ちょっと疲れた元書店員の主人公が 勤め始めるところから始まります。 もう、『夜だけ開館する私立図書館』 『作家の蔵書が集められた本の博物館みたいな図書館』 このワードだけで、何それ!行ってみたい!と 本好きの心をくすぐる設定で
『手紙のある暮らし-手書きだからこそ伝わる大切なこと-』 一田 憲子(著) 発行:マイナビ出版 こんなこと出来る人になりたいな~なんていう願望って ある種、人生におけるひとつのエンタメのように時々やってくる。 永遠の憧れであり、すこし習慣を変えたらもしかしたらそうなれるかもとハードルがそう高くなくて、やってみたいことの一つが 「ふとした時に、おてがみを出す。」こと。 この話はこの歳になると、ちょこちょこ話題にあがる一つでもあります。 筆でしたためられたうっとりするお手紙