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「好きを仕事にする」前に「仕事が好き」になろう

国立大学を内定ゼロで卒業。夜間学校に通い・内装設計デザイナーになった後、社内異動で総務・秘書・人事・営業経理をマルチにこなして5年半。2021年に異業種転職。
結婚・離婚、妊娠中絶を経験し、理想の生き方・働き方を目指して奮闘中!
「私このままでいいんか」と問い続け、自分にもっと自信を持ちたい、仕事もプライベートも含めて幸せな人生を送りたい!と感じてきた私が、原則中心で生きる考え方を学ぶことで少しずつ理想に近づいてきました。
このnoteでは私の思考とともに、自分らしく輝き・人生マルっと幸せに生きるためのヒントをお届けします。

コロナ禍もあって、働き方だったり、もしかしたらそもそもの生き方からじっくり考え直した方も多いんじゃないでしょうか。

SNS上でもやたらと「好きを仕事にする」「自分らしく生きる」という言葉が出てきていて、私がパラレルキャリアを始めた頃からしたら随分と多くの人がこの言葉に反応し出しているなぁ、という感覚がありました。

大学4年生くらいから、私はこのSNSの世界で「自分らしく発信する」方々にお会いしてきました。

学生時代からの求心力・発信力を武器に大手に就職された方。
大学卒業後に就職することを選ばなかった方。

振りかえって今のご活躍を見ても、「あの時あこがれていた人たちは、芯が通っていてすごい」と思う方ばかり。

そんな、尊敬する方の一人である村上萌さんが、とある日のTwitterで呟いていた言葉が、いまだに私の胸でグッときているので、シェアさせてください。

仕事を好きになるが先だ

「好きを仕事に」みたいなテーマのトークショーによく呼ばれたりするからちょっと言いづらいけど、どっちかというと「仕事を好きになる」が先だと思う。その先に、好きを仕事にすることができるんだと思う。

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私自身、そもそものスタートラインの時点で、「誰かの役に立つことが好き」だったり、「仕事することが好き」だったので気づかなかったけれど、 

そもそも働くことや仕事すること自体が好きじゃなかったら、どうなのだろう。

確かに「好きを仕事にする」ところにたどり着くって、 なかなか難しいのかもしれないな、と思うのです。

それは前職で新卒採用に関わったことで、より強く感じるところでもあります。

「楽しく仕事したい」
「お給料が高くて、安定しているところがいい」
「福利厚生もしっかり整っているところがいい」


企業の業務をリアルにイメージすることにも限界があるので、やはり目の前に見えている「おいしいところ」につられてしまうのも事実だし、気持ちはとてもよくわかります。


ただ、これだけははっきりしていて。

仕事をしていくのは、楽しいこと・いいことばかりではない。どちらかというと試練だったり大変なことの方が多い。

でもその中だからこそ、成功や感謝することが輝いてくる、と私は思っているのですが。


「うちの仕事、正直きついですよ」と伝えると、どうしてもしり込みしてしまう学生さんも多い。

「好き」なことを仕事にしたい、「好き」なことで稼ぎたい。
けれど、「働きたくない」っていう気持ちでしんどいことが多く続いてしまったら。

あるいは、働くことそのものはそんなにつらくなくても、「この、今いる環境で働くことが本当につらい」と思っているのだとしたら。

いつかその好きなことを嫌いになってしまうかもしれない。
働くのがもっと嫌になってしまうかもしれない。
そうなると企業側にも従業員側もお互いにとってメリットにはならない。

やっぱり、先に立つことは「この仕事が好き!」って思えることなんじゃないかな、と思います。

どうしたら「仕事が好きだ」と思えるのか

とは言っても、「給与がいいからこの仕事を選んだ」とか「ある程度自分の都合が通るから・・・」というモチベーションでお仕事を選ばれる方がいるのも事実。

そんな中、どうやったら「仕事が好きだ」と思えるようになるんでしょうか。


これは私なりの体当たりでの経験からくるお話ですが、
例えば仕事の中で感じた小さな喜び。
「できた!」と思える達成感。 周りの笑顔や嬉しい変化。
「またお願いしに来ました」と言っていただけること。

一人ひとり「これやっててよかったわ!!」と思える瞬間やきっかけがあると思うんですね。

そういう小さな嬉しいこと、小さなきっかけが積み上がって始めて、「私、この仕事好きかも」と思えたりするんではないでしょうか。

そうそう、最初はね仕事全般じゃなくたっていいんです。

ごく一部の小さな作業にやりがいを見出して、そこから徐々に色々チャレンジしてできることを増やして、また嬉しいきっかけを積み上げて。

そうやって「仕事が好きだ」に辿り着ければ全然OKだと私は思います。

あとは、「この先輩が喜んでくれるから・・・私、頑張る」でもいいと思います。

一人一人モチベーションの動機は違っていい。一人でも多くの人が「この仕事が、好き」 と胸を張って言える自分に出会って、「やばい幸せだわー」って感じられるようになったらいいな、と思っているのであります。

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