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いくつになっても何度でも青春を

私は、だいぶ大人になった今も何度も何度も青春を味わっています。それこそ、中学生・高校生・大学生のときに味わったそれよりも強烈に青春というものを味わっている気がします。

青春って、生きてるって実感するときの感覚かなと思います。

感動、感謝、心の疼き。

幼かったころのことを思い浮かべると、好きな人と身近に接するときの感覚とか、喧嘩したり怒られたりしながらもその瞬間を仲間と共にしているときの感覚とか、とにかく青春というものを感じるときは意識が「今この瞬間」にいますよね。今この瞬間を生きているときに得られるこの上ない体感覚が青春。

自分の思い込みから解放されて、自分の中で絡まっているものが紐解けたときの感覚。それは、大きな気づきが自分の身体に入ってきてから、数日をかけて自分の中に新たな感覚・信念として徐々に根付いていくものだと感じます。

今まで、自分自身を狭い枠の中に押さえ込んでいた思い込みが吸収されて
「あ、それでよかったんだ」
「もう気にならなくなってる」
「そんなに簡単なことだったんだ」
こんな感じで、一つ上の次元に立って、今目の前で起こっていることを観測したときに感じる、自由・公平さ・世界への信頼。この感覚を自分の内側に感じたときに、それはとてつもない「青春」だと感じます。

どんなに人生がうまく創られていくよりも、この自分を縛っていた概念から解放されて自由になった瞬間のその感覚がたまらなく愛おしく、生きている中で最も尊い感覚のように思います。いわゆるこれが青春と似た、私の中の感覚。


そしてこの秋、新たに私は別の青春を味わいました。

それは子どものスポーツに付き添うこと。

練習がうまくいったいかなかった、コーチに怒られた褒められた、試合に出れる出れない、試合に勝った負けた。楽しい、悔しい、惜しい、足りない、嬉しい、落ち込む。

子どもはみんな、毎瞬毎瞬、こんな感覚を、感じていると思う隙もないほどに、自然にナチュラルに味わっている。

その姿がキラキラしてて、何かわからない光のようなものを放っていて、その光に触れた大人は片っ端から感動のエネルギーを味わうの。

泣いている、喜んでいる、悔しがっている、そんな姿からとてつもない喜びのエネルギーを受け取る。それは自分の子供だけじゃない、他の子供達からもね。

子供と一緒に生きていることで味わわせてもらえる稀有な感覚。

本当に、何歳になっても青春は味わえる。自分のことじゃなくても味わえる。なんて豊かなんだろー!って思います。

いくつになっても何度でも青春を味わえる。それは喜びからも苦しみからも。

生きていてよかった!生まれてきてよかった!そんな気持ちで生きていられたら、恐いことも乗り越えられないこともなーーんもないよね!!


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