今年の部活動も間もなく始まります。
まだいつから、とハッキリ言えないのは私の振付待ちだから笑
三味線曲ならばある程度動きは決まっているし、構成も雰囲気も作りやすいのですが、現代曲はその曲の雰囲気をどう日本舞踊の動きに反映させるか、キャラ設定、そしてカウントではなく歌詞や間奏の長さにより、一手二手と加減したりするため、繰り返しの振りも少なく、かなり時間がかかるのです。
…と言い訳のようですが笑

そして新年度ということもあり、新入生が加入しそうなので、今年からもう少しキチンとしようかなと。
キチンと、とは挨拶、礼儀、部活動に対する(要するに物事に対する)向き合い方を最初に伝えておきたい、ということです。
日本舞踊の部活は他の部活と違い、講師の私が指導することで成り立っています。
同好会的なものと違うのは、専門家に教えてもらえるという恵まれた環境にある部活動だということ。
日本舞踊の部活は5年前、日本舞踊の授業を初めて体験した先輩達が、学校に交渉して約1年後講師の私を迎えて実現したものです。
当時の生徒たちは病欠以外1日も休むことなく部活に参加しました。
そんな経緯を知らない現在の生徒たち。
まぁだからわからない、というわけではないはずなのですが、授業でも必ず伝える、
挨拶をしましょう
休み、遅刻、早退はわかった時点ですぐ連絡しましょう
LINEでの会話には必ず返答しましょう
を最初に話しています。
部活動も平気で休むという感じがどうしてもしてしまい、つい言いたくなります。
個人稽古ではないので、参加せず覚えていないとなると、先に進むことができずに周りに迷惑をかけます。
講師である私も来校する日が限られているわけで、その時間を簡単に無碍にできる気持ちがわかりません。
難しいことは言っていないはずなのです。

LINEは見ています。返事しないとだめですか？
ではあなたは友達にも返事しないのですか？
今日はこれで帰ります。前から(用事が)決まってたので。
決まった時に知らせてくれませんか？
そうしたらあなたのやるパートを先にしたり、練習の構成を考えられたかも知れないでしょう？

以前のブログでも書きましたが、今の人たちは親を始め、周りの大人たちが皆子供たちのためによく動いてくれるのに慣れています。
そのため、やってもらうのが当たり前になりがちなんですね。
だから、相手の迷惑に考えが及ばない。
友達には神経を使っても、大人には、自分がこれをやりたいと言えば、多少のわがままは通るわけで返事をしなくても挨拶しなくても悪いことだとは思わない傾向が強いのです。
一介の講師である私はそこまで気にかけたり教えたりする必要は無いのかも知れません。
でも、折角日本舞踊に興味を持ってくれて、私の指導を受けたいと思ってくれた生徒たちだと思うので、おせっかいと思いつつ親のような気持ちでうるさく言ってしまうのです笑

本当に目指すのはこれだけです。
”みんなで楽しく充実した部活動にしていきましょう♪”

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