見出し画像

君はTVっ子

恥ずかしげも無くまた愚かな文を書く

テレビを見ていてある歌舞伎役者が若手女優に

「いつかは結婚するんでしょ?どんな男性がタイプなの?」

って質問した

一瞬体がピクンっとした


その後の番組である芸人さんが

スーパーで買ってきたお刺身のパックを食卓に出すことに

「せめて正月くらいはお皿に盛り付け直してほしい」

と発言してその場の何人かは共感していた

何かモヤモヤした


そんなこと、聞き流せばいいことかもしれないが

細かいことが気になる

テレビに何かを求めるなんてもう時代錯誤

いやテレビだけではない

すべてのものに対して理解して判断していかないといけない


ある映画監督がバブル期の話題をしていて

「今の若い人たちは可哀そうですよね。あの時代を経験できないなんて」

それを聞いた瞬間にこの人の映画を見ようとは思わなくなった

別に生まれてきたくて生まれてくるヤツなんていない

たまたまその時代に生まれて環境や価値観はそれぞれ

ちなみにその監督はオレと同い年


細かいことが気になる人間なので

「そんなんで生きづらくない」とよく言われた

生きづらい

でも今ではそんなことも誰も言わない

オレには誰も近づかない


そのくせ、毎週聞いている深夜ラジオのパーソナリティーが

女性の職業についての失言には全く気が付かなず

数日後のニュースで知る

偉そうなこと言ってもピントがズレてる

木を見て森を見ず

ってどれもこれもどうでもいいことか

でも失言の前のラジオの方が面白かったなー


「何も言えない時代」

こんなに自己表現できるツールがたくさんあるのに

全部がウソ、オレもウソ

ほとんどのことが寝たら忘れて

どうでもいいことばかり

昨日までの憤りは何だったのか?

結局怒りを誰かに向けて自分を守ってる?


とりあえず

THE BOOMの“君はTVっ子”を聞こう

「君の気を引くためなら毒薬飲んでもいいよ」

だよな!笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?