【SEO】2023年Googleのアルゴリズムの現在地を読み解いてみる。【分析・雑談】
皆様いかがお過ごしでしょうか?最近筆が鈍くなっているので放置していると2024年も終わってしまう可能性が高いので、今更ですが2023年Googleのアルゴリズムの現在地を読み解いてみることにしてみます。
さてさて前フリはこの辺で早速本題に入っていきましょうwww
コアアルゴリズムのアップデートが多すぎる!
そのままなのですが2023年はコアアルゴリズムのアップデートが8月以降12月以外は途切れることなく、何らかのアップデートが行われていました。
一部は日本国内の検索結果には影響がないものもあるとされていますが、それでも毎月行われるのは異常です。
さらにうまく行かなかったから再度アップデートしますというような話もあり、検証せずにリリースするというのもGoogleらしくない状況になっています。
いやまあね、2023年はグーグルもリストラを断行してるから仕事してる感をスタッフが出したかった説も流布しているくらいですので無茶苦茶ですwww
煙に巻くのが目的か?
個人的にはスタッフの仕事してる感の比重が最も大きいとは思ってますが、それよりも煙に巻くのが目的という気もしています。
そもそも個別のアルゴリズムのアップデートを行えば、そのアップデートで行われた内容を分析して推測することが、ある程度可能です。
それに対抗するためにも複数のアップデートを平行して行なうことによって何を変更したのか?を分かりにくくすることが可能になります。
ただし、これは今までもやろうと思えばできたことであり、8月以降毎月行うと2024年も同じようにアップデートを毎月繰り返していくことをしなければならないのでGoogle側が大変になりそうです。
で、どう変わったのか?
正直なところ複数のアルゴリズムのアップデートが行われたことで分析が難しくなっているのは事実です。
E-E-A-Tの兼ね合いで経験、専門性、権威性、信頼性の4つが重要視されることになっていて、その軸とは別で情報の新しさが若干優先される傾向が強くなっています。
そのためスパムとして更新日を一括変更するようなSEOが行われていますが、一時的に効果は出ていますが、Googleハネムーンのように一過性のものという印象です。
あとは被リンク自体の効果が薄くなっているというのも気になる部分ではあります。ただし直接的な意味でのリンク効果は薄くなっていても関連性が高くて一方的に受けるリンクの効果はクロールを促進してコンテンツをインデックスさせるという効果を考えると未だに被リンクは重要だと言えます。
とくに新規サイトや新規コンテンツのインデックスの遅さは異常でグーグルもクロール頻度をコントロールする機能を停止するようになるので、今以上に被リンク経由でのクローラーの呼び込みは重要になります。
あっ当然ですがコンテンツの質が低ければ、クローラーを呼び込んでもインデックスされない点は注意してください!
あとはドメイン関連ではco.jpの優遇が緩和されたり、強化されたりを繰り返していて、アクセス数が多いドメインが若干優遇されている印象もあります。
結局2024年はどうなるの?
正直わかりませんw
E-A-Tを進化させたE-E-A-Tという概念自体は出てきましたが、それで大きく検索結果が変わったということもないので細かなアルゴリズムのチューニングがGoogleが対応するメイン作業になってくると思います。
あとはドメイン関連がどうなるか?co.jpの優遇が続くのであれば極論SEO目的でのペーパーカンパニーを作ることも視野に入れていく必要があると思います。
ただし根本的な部分では生成AIの影響を強く受けて、SGEやBardなど収益化に結びつけるのが現時点では難しいものを検索結果とどう統合していくのか?という点は気になります。
個人的にはBardを検索代わりに使うことはないですが、SGEで生成した内容で満足したり、場合によっては「関連する質問」なんかも無限に近く自動生成されるので検索結果だけで検索行動を終了することが増えています。
そのため検索結果に出てくる旧アドワーズ広告をクリックすることは職業柄という意味合いを除外しても皆無になっていますし、コンテンツを閲覧することもないのでアドセンスの広告をクリックする機会損失になっていることも事実です。
SEOのコトで「役立ったなー」とか「面白い視点だなー」と思ったら、気持ちで100円でも1億円でも『おひねり』をもらえるとうれしいです!たぶんドクペ購入費用になったりすると思いますw