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【翻訳】尹美香議員の裁判報道に対する呆れ、日本メディアは恥を知れ!【語気強め】

昨日(2月10日)ソウル西部地裁で尹美香議員の裁判判決が行われ、起訴されていた8つの容疑の内1つのみ罰金刑が課せられ、残り7つに関しては無罪判決が下りました。

7/8(87.5%)が無罪判決であれば、まず「無罪」と報道するのが妥当だと思うのですが、ここで日本メディアの報道を見てみましょう。


・元慰安婦支援団体前トップに罰金刑 寄付金横領疑惑(産経新聞)

・元慰安婦団体前理事長に罰金刑 寄付金不正流用疑惑 ソウル西部地裁(毎日新聞)

・慰安婦団体の前トップに罰金刑 尹美香被告、寄付を横領―韓国(時事ドットコム)


判で押したように見出しはすべて「罰金刑」、残念ながら在日の私より日本の新聞社の皆さんは日本語表現が下手くそなようです。
あるいは日本語というものは八割以上が白であっても、一部黒が混じっていれば「黒」と言わなきゃいけない言語なのでしょうか?
不便極まりないと思うので教養として韓国語を学ばれてはいかがでしょう?語順が日本語とほぼ同じなので習得しやすいですよ(^O^)


さて冗談はこれぐらいにしておいて、当事者の尹美香議員と日本軍「慰安婦」支援団体はどのように言っているのか、見てみましょう。
一応このnoteは「韓国ニュースの翻訳ブログ」なので、その趣旨に沿っていきます。

ユン議員は同日の裁判後、記者団に「検察の無理な起訴についてほとんどが無罪判決が出た。検察が無理に約1億ウォン以上横領したと主張した部分に対して極めて一部だけ、約1700万ウォンに該当する横領金は有罪となった」とし、「だが、その部分も横領していない。残りの控訴手続きを通じて十分に疎明していく」と述べた。

ハンギョレ新聞『ユン・ミヒャン議員、「正義連の後援金横領」で罰金150万円…他の容疑は全て無罪』(2/11付)

正義記憶連帯ホームページ

正義連活動家に対する無罪判決を歓迎します!

今日、ソウル西部地裁刑事11部は国庫補助金、寄付金品法、安城(アンソン)憩いの場関連など、正義連と関係する6つの起訴事項に対して、すべて無罪を宣告しました。
正義記憶連帯はこれによって起訴された正義連活動家に対する無罪判決を歓迎します。
市民団体に対する深い理解を土台に合理的な判断を出された裁判部に感謝申し上げます。
これにより正義記憶連帯は去る2020年5月から被せられたすべての嫌疑から抜け出しました。
検察の「はたけばホコリが出る式捜査」と無理矢理な起訴の問題点も浮き彫りになりました。
今回の判決を基点とし、正義記憶連帯はより強固な組織と連帯で全世界の市民と共に、日本軍性奴隷制の正しい解決に向けて一生懸命活動していきます。
2023年2月10日 正義記憶連帯


当事者は8つの容疑の内、7つが無罪とされた判決に従って「無罪」と表記していますね。論理的で当然の判断だと思います。

今に始まったことではありませんが、日本メディアは安倍政権から始まるカルト特有のトンデモ論理に従って正常な報道が出来なくなっています。

当然、朝・中・東をはじめとする韓国の大手メディアも酷いものですが、日本ほど画一的で気持ち悪くはないというのが私の印象です。このあたりの検証も後日また出来ればと思います。

長々と書いてきましたが以上で終えようと思います。念のため、
・私個人の見解であること
・転載自由、引用自由
を明記し締め括らせていただきます。


[追記]

有料プラン記事なのですべては見れませんでしたが、産経新聞が見出しで「大半無罪」と書いていました。産経新聞は割と真っ当な日本語表現を使う新聞社のようです。

というか産経新聞以下のコピペ見出しばっかの全国紙ってどうなんですかね?存在意義あります?

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