ゲーミフィケーションが鍵!?

私はゲーマーではない。
正直ゲームをすること自体無駄なものとまで思っていた。今でも積極的にゲームをしていない。しかし、ジェイン•マクゴニカル氏の「幸せな未来はゲームが創る」を読み、この退屈な現実世界に対するゲームの役割を学んだ。

▪️ゲームとはそもそも何か?
1.達成すべきゴールが明確であること
2.制約があること
3.ゴールまでの到達度が視覚的にリアルタイムでわかること
4.自発的な参加がなされていること

これら4つの要素を含むゲームを実世界で役立てようというのが「ゲーミフィケーション」の考え方だ。
多くの人が学校や会社で退屈な時間を過ごしているのではなかろうか。ゴールも明確ではないままレールに敷かれたような人生を受動的に生きているのではないだろうか。ゴールも見えていないのだから当然自分が今どこにいるのかもわかりようがない。
現実世界にゲームの要素を取り入れて楽しもうとする視点である”Alternate Reality Game”は特に自分にとって新しかった。

人間の欲求•経済活動にフォーカスしてみると、モノ消費からコト消費に移っており、サービスがエンタメ化していくと言われている。マズローの五段階欲求の低次の欲求(生理的欲求や安全の欲求)がAIをはじめとしたテクノロジーでどんどん低コストで満たされる中で自己承認欲求を満たしていくことのできるサービスがどんどん増えてきている。
ゲーミフィケーションを取り入れることで、他者と共通のゴールを設定し、ある制約の中で自己承認欲求を満たしながらサービスを消費していく。
では自己実現欲求を満たすサービスとは何か。
アカツキ社がいい例かもしれない。
哲学をもったサービスであると謳っている。
iPhoneやMacが良い例で、世の中の価値観をガラッと変えるというスティーブジョブズの哲学を消費者が消費していると考える。
消費者が個々に持つ自己実現欲求に対応する哲学をもったサービスが今後も増えていくのではないだろうか。
とはいえ、自己肯定感を強く持ち続けることは私を含め現代人の喫緊達成するべきゴールのような気もする。

独自の哲学を持ち、自己実現を目指しつつ、まずは自己承認欲求を満たせる幸せなライフが送れるようにゲーミフィケーションを自分の実生活にとりいれていこうとおもう

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