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ツインソウルの再会の秘訣は○○?!

今となっては普通の夫婦関係の私たちですが、元々は「ツインソウル」と言われる関係性で、付き合っている間は疎遠になることも多く折角再会してもまた離れてしまうこともあり、カップルらしいデートもほとんどしていませんでした。


ツインソウルのカップルは、お互い好き同士なのにそれぞれにトラウマを抱えているため、時に感情を爆発させたり、自分を傷つけないように相手を試すような行動をとったりすることで思うように距離を縮めることができません。

また、お互いに「似ている部分」と「真逆の部分」を持ち合わせているため、トラウマを抱えている限り相手と向き合おうとすればするほど【自分の嫌な部分】が見えてきて、向き合うこと自体が怖くなってしまいます・・。

そんな理由から、普通のカップルのようにスムーズに関係を築くことができないという現状があります。


ちなみに巷で噂される「ツインソウル説」を調べてみると、非現実的な印象を受けるかもしれません。

私も最初は自分自身が経験した不思議な体験からも、とてもスピリチュアルな印象を受けました。


ただ自分自身(チェイサー)と夫(ランナー)の特性や今までの経験を改めて振り返ってみると、ツインソウルのようにぶつかり合ったり、疎遠になったり、再会するまでにとても時間がかかる理由が明らかになってきたのです。

そして、それと同時にツインソウルの関係性は全くスピリチュアルなものではなく、もっと現実的に起こり得ることだということにも気が付きました。


今はツインソウルの情報もネット上には沢山溢れていますが、スピリチュアル的な見解だけでなく、このブログの現実的な面を知ることによって、よりパートナーとの再会を早めることができるんじゃないかなって思います。

運命の人“ツインソウル”の本当の関係性と真実

私が彼と再会する時は、自己探求をするとともに彼自身の特性をかなり研究&分析していました。

その結果、お互いがHSPであり、私自身が不安型愛着、彼が回避型愛着という愛着スタイルを持っていることが分かりました。

(これは後に岡田尊司さんの著書「不安型愛着スタイル」によって私が“依存型”で彼が“回避型”だと知ることになるのですが、)どちらも共に不安型愛着スタイルを持っていることによって、普通のカップルのように関係性を築くことが難しい状態だということが明らかになったのです。


ツインソウルで言うと男性側がランナー、女性側がチェイサーになることが多いですが、このランナーが回避型、チェイサーが依存型に当てはまることが多いのかなと感じています。

ランナー(回避型)は、愛情が上手く受け取れなかったり、傷ついた過去があることで人を信じることができなくなっている場合が多く、深い人間関係を築くことを避けたり、人を試して自分への愛情を確認することがよくあります。

また、自分に自信が持てなかったり、自己否定が強いため、完璧主義に走ったり、人を頼ることができなくて自分の殻に閉じこもる傾向があります。



それに対してチェイサー(依存型)は、過保護に育てられてきた人が多く「常に愛されたい」「心が満たされていたい」という欲求があります。

そのため、他人に愛情を強く求めたり人に尽くしすぎたり、期待しすぎる傾向にあります。

恋愛に依存しやすく、好きな人を優先するばかりで自分自身を見失ってしまうこともあります。


そんな二人がパートナーシップを築くとなると、それぞれの思い込みやトラウマが原因であらゆる障害が起こります。

お互いが“距離を縮めたい”という思いがあっても、それが難しいのです。

ツインソウルが簡単に再会(統合)できない理由

ツインソウルの二人が抱えているトラウマとしては「自分に自信がない」「人を信じることができない」「自己肯定感が低い」ことが共通してあります。

これらは愛情を上手く受け取れなかった(または、歪んだ愛情を与えられてきた)ことが原因で起こります。


特にランナー(回避型)やチェイサー(依存型)がHSPだと、親の愛情を正しく認識できなかった可能性があります。

その原因は育ってきた環境によって異なりますが、親の感情の起伏が激しかったり、兄妹
がいたり仕事や家庭の事情により愛情を十分に受け取ることができなかったり、親の顔色ばかりを気にしながら過ごしてきたりすると、「自分が本当に愛されているのか」「自分は必要とされているのか」という不安が出てきたり、それによって自分に自信が持てなくなってしまうのです。



ランナー(回避型)とチェイサー(依存型)がこのようなトラウマを抱えているうちは、お互いを信じることができないため恋愛が上手くいくことはありません。

お互いに「似ている部分」と「真逆の部分」を持っているからこそ相手のことが気になるのに、いざ近づくと鏡のようにお互いの嫌いな部分が映し出されてしまうため、近づくことが怖くなってしまうのです。



また「ネガティブな思い込み」を持っている場合も上手くいきません。

例えば、恋愛に傷ついた経験があるチェイサー(依存型)は、ランナーが自分に対して慣れたような接し方をしてきたり、約束を破ったりするようなことがあると『別の女の人とも付き合ってるのかな?』『もしかして、彼に弄ばれてる??』と思い込むことがあります。

そして人に好かれることに対して疑心暗鬼のランナー(回避型)は、人を試すようなことをわざとやったり、嫌われるようなことを言ってきたりすることがあります。「相手が本当に自分を愛してくれているのか?」を確認するために、このような行動をとってしまうのです。


自分にもっと自信が持てれば相手に干渉することもないし、もっと人を信じることができれば駆け引きなんかしないで素直な愛情表現ができるもの。

“ただ素直になること”が恋愛を上手くいかせる秘訣でもあるのに、それが思うようにできないのが不安型愛スタイルを持ったツインソウルの二人なのです。


再会の早める秘訣は、お互いの“トラウマ”を解消すること

ランナー(回避型)とチェイサー(依存型)にはお互いの過去の経験によって、ネガティブな思い込みやトラウマが根付いています。

特にランナー(回避型)は「恐れるものや何かしらの問題から逃げ出すこと」を、チェイサー(依存型)は「他人(もしくは何か)に依存すること」を手放さなくては再会(統合)を果たすことはできません。


ちなみにネガティブな思い込みやトラウマを解消するには、自分の思い込みに目を向けたり、過去のトラウマと向き合う必要があります。

ランナー(回避型)であれば「何が怖いのか??どうすれば、それを恐れなくて済むのか?」「何から逃げているのか?逃げていることとは、どう向き合っていけばいいのか?」というように逃げている対象や現実と向き合う必要があるし、信頼できる人を見極めてその人に歩み寄ったり、心を開くことを心がけて心の傷を癒やしていくことが必要。

チェイサー(依存型)であれば、まずは依存している対象から距離を置いて自立できる環境を整えるたり、自分一人の時間を作ったり、趣味に没頭することで自立を促すことが大切。また色んな人と出会ったり交流を持つことは人を知る良いキッカケにもなるし、他人に対する変な期待やネガティブな思い込みを持っていれば、それを払拭するキッカケにもなります。

どちらも自分の欠点に目を向けたり、克服することが必要な課題になりますが、それと同時に“自分自身の心を癒やすこと”が最も重要な課題になります。



ちなみに私が彼と再会するまでは、とにかく無我夢中で自分の課題と向き合っていましたが、『頑張っているのは自分だけじゃない』『時が来れば必ず再会できるから、今は自分の感覚と彼を信じよう』という思いは変わらず持ち続けていました。

疎遠期間はトータル3年半に及びましたが、仮にもっと早く再会していたとしてもチェイサーの「依存心」が拭えなければ、再び関係は上手くいかなくなって離れる事になっていたと思います。

また自分自身への理解が深まるとともにランナーの彼への理解も深まることで、お互いの関係がより良い方向に進んだという実感もあります。

私の場合は、岡田先生の「生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害」や男脳と女脳の違いに関する本を読むことで、だいぶお互いの性質や考え方、二人に適したコミュニケーションの取り方に対する理解が深まったように思います。

恋愛に限らず、どの人間関係にも言えることですが、お互いの関係性を良くするためには、自分を受け入れてもらおうとする前に、まず相手を知ろうとすることや相手を受け入れることが大事なんですよね。

これができれば、人間関係で必要以上に悩むこともありません。

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