脱皮。

抗がん剤治療の副作用で、「皮膚症状」とまとめられていたいくつかが
自分のからだにあらわれている。

1番凹んだのは、皮がめくれること。

いまのところ、人目につきにくいところばかりなのだが
、服の着脱時、保湿クリームを塗る時、お風呂の時に、
ぺりぺりめくれる。

最初は面白がっていたが、
清潔感のなさに段々気持ちが落ち込んでくる。


大好きな温泉も行く気持ちがなくなってしまい、

こんなところで
自分の好きなこと、やりたいことが遠ざかっていくのねと

驚いてもいる。


ぺりぺり。
皮を剥がす。
下の新しい肌はやわやわで少し赤くなってしまう。

誰にも見られない場所の脱皮。

1人で半裸で夢中になってしまう。

この皮膚症状含め、
鬱になりやすい不足栄養は癌の予防にも
影響している。

ビタミンDを日光で補いたいところだが
人より日焼けしやすく、発赤がでやすくかなり、
皮も傷んでめくれやすい。

そういう、いくつかくっついている課題があって、
いまはそれをひとつひとつ自分の体で
確認しているところ。

YouTubeで活動している精神科の医師が
食事療法の過度の過信について言及していた。

食事をして生きていくと決めている人たちにとって
食事と健康は切っても切り離せないと思っているが

過信について注意を投げかける医師の臨床も
見えてくるものがある気がする。

拒食症の人で、食事にテコ入れしても
全く治らない人がいる。

食事が治してくれる、という過信は、
逃げに使われないように、
重要な幾つかのうちの一つ、くらいの気持ちで
構えている方が、いい人もいると感じた。


自分の体験では、
白砂糖を避けている生活では味覚が鋭くなり
神経質さが更に進んだ気がする。
ぼやーとしている。

そして白砂糖の食べ物を過度にとると
頭と体が活発になったあと、
ひどく落ち込みやすくなる傾向。
むくみがすごい。
寝汗がすごくあった。

偏りすぎず、自分なりの中心に戻れるように
どちらにも振り幅を体験させておきたいなと感じた。


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