OQT観戦 vs ベネゼエラ 【2016.5.29】 in 東京体育館

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初めて応援Tシャツを買って国際試合を観戦したのはOQTでした。
今思うと、2015WCで見た石川くん、柳田くんのプレーを生でみたいと思っただけでした。
そう本当に情報なしで突入した大会でした。

最初のベネゼエラ戦を見た時、このチームはWCで見たあのキラキラしたチームじゃないなということだけはハッキリ分かりました。それが、何故なのかわかったのはもっともっと後のことです。

比較的、能天気にリオオリンピックに行けちゃうんじゃない、と現地観戦するまで思っていた頭を現地でガツン、と殴られた気分でした。最初の2戦を現地で観戦して、二日目に中国に負けた時の帰り道の足取りの重かったこと、重かったこと。その夜は、私を魅了した石川くんのバックアタックが止められたシーンが自分の脳内で何度も、何度も再生されていました。

試合を重ねていくうちにこのチームの歯車が狂っていることがわかってきました。そして、あんなに見たかった石川くんも本調子でなかったことも。途中で、柳田くんも負傷したという現実も。あんなにも見たいと思っていた試合を見ることが、辛くなっていく毎日は、本当にキツかった。
なぜ、私がその辛い試合を見てはまったのでしょうね。

きっと、このOQTを通して、石川くん、柳田くんがどんな風に予選のない東京オリンピックを迎えるつもりなんだろう、と思い始めてしまったのです。若い才能を持った選手がこの経験を何に変えていくんだろうということに興味を持ち始めてしまったんですよね。彼らがこんなところで終わるわけがないと思えて、だったら、どんな風な道を歩んでそこにたどり着くのかこの目で見たくなっちゃうんですね。

フランス戦を最後に観に行ったひの手帳には「悔しい、悔しいけど、ここがスタート」と書いてありました。
ここから始まる新しい物語は何一つ見逃したくなかったんだと思います。
2015WCで扉を開いたバレーボール沼に、どっぷり落ちたのはこのOQTを経てでした。

だって、私が羽生結弦の出るアイスショーに行かずに東京体育館にいたなんて、男子バレーを知る前の私に言ったらきっと信じてくれない。

ここから、ずぶずぶと沼にはまっていきました。
見事に。あっという間に。

参考までに過去記事のリンクを貼っておきます。
何にもわからない頃なのに、暑苦しくて、突っ込みどころも満載で、よくここまで書いたわと思うし、そういう自分が少し恥ずかしいというか、懐かしいというか。でも、まあ、ご愛敬で興味のある方はぜひ。

【ブログ過去記事】
■夢をこの手につかむまで その1
■夢をこの手につかむまで その2
■夢をこの手につかむまで その3
■夢をこの手につかむまで その4
■夢をこの手につかむまで その5
■夢をこの手につかむまで その6
■夢をこの手につかむまで  総括1
■夢をこの手につかむまで  総括2

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