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コロナワクチンの治験を受けようと思った話

実は8月末のとある日、コロナワクチンの治験の説明会に参加するなどしておりました。

申し込みをしたのは結構前で、たしか6月とか7月のワクチン不足でてんやわんやしていた時期

・ピルを飲んでいても参加可能

・未承認とはいえワクチンが打てる

・ついでにお金も貰える

ということだったので、抗体ができるならまあこれでいいかな的な割と軽い気持ちで申し込みをしました。

国内産のワクチンで、A株式会社さんのやつです。

自分の治験で未来の誰かがどーのこーの的な高尚な気持ちは全くなくて、どっちかっていうと面白そうだしお金もらえるし話のタネになるなって感じのゲスい気持ちのが強かった(笑)

で、結論から言うと今日大規模接種会場でモデルナのワクチンを打ってきたので治験には参加しませんでしたが、治験を受けなかった理由は

ワクチン接種証明が無いと生活しづらそうだから

治験ワクチンは未承認のため、効果が出る…抗体が確認されてもワクチンを打ったとは言えないんですよ。

しかも現状の日本ではワクチンの交差接種的な事も認められていないため、途中から現状流通しているワクチンを打ち直すこともできない。

となると、いま政府が進めているワクチン証明で色々しようとしていることをするためには、毎度毎度のPCR陰性証明が必要になると言うわけで…。

それはめんどい

となりました。

だってぼく野球見に行きたいし。

旅行とかもまたGO TOするならしたいし。

飲みに出ていいなら飲みに行きたいし。

一応、治験のメリットもなくはなかったです。

おそらく治験中にコロナ感染してしまった場合は普通より素早く適切な対応をしてもらえるでしょうし、定期的な検診で抗体の数値の確認もできますし、お金も貰えますし。

ただそのあたりのメリットより、ワクチン接種証明が無いデメリットの方がデカくなりそうだったので今回の治験は見送ることとなりました。

多分同じ理由で辞退する人も多いんじゃないかな。

あとなんかもう採血が下手すぎてね…。

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この治験参加したら最悪あと10回近くもこのヘタクソ採血される可能性あるんかと思ったらちょっと…。

見た目が非常にお仕事に差し支えますので…。

治験って結構いろんなものがあって、コロナワクチンの治験に関しては

・過去に感染履歴のないこと(抗体がないこと)

・他社ワクチンを打っていないこと

・重大な疾患がないこと

くらいの本当にゆるい審査基準です。

お手当は治験の実施会社によると思いますが、1年間で10回前後の経過観察とスマホからの定期的な日誌記入をして10万円から15万円くらいではないかな。

検索すればいくつか治験に関するサイトはあると思うので、ご興味あるかたは是非。

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まだこの段階なのでこれからたくさんの被験者が必要なのではないかと思います。

…ただ、ワクチン接種証明が免罪符みたいな使われ方をするようになってしまったら被験者なかなか集まらなくなるんじゃないかなってちょっと思ってます。

参加を見送った私が言うことじゃないんだけどネ。

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