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[VeriSM入門③]VeriSMモデル

VeriSMでは、消費者のニーズに応えるために、サービス(または事業)を企画・開発・提供・改善し、消費者に価値を提供するための一連のアプローチをVeriSMモデルとして整理しています。まずはハイレベルで見ていきましょう。

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1.サービス戦略を立案する

組織がどんなサービスを運営(企画・開発・提供・改善)するかは、その組織の戦略に従います。組織として、「どんな顧客をターゲットにするのか?」「(他社と差別化し)どのような価値を提供するのか」「その結果、何を実現するのか」を定義します。これにより、組織としての方向性を明らかにします。

ただ、これだけでは具体的に現場でどのようにサービスを運営できるのか、本当に実現できるのかが不明なため、サービス戦略を受けて、より具体的に実行するための計画を立案する必要があります。これを実行計画と言います。実行計画立案にはいろんな手法がありますが、VeriSMではマネジメントメッシュというツールを活用します。

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2. マネジメントメッシュでギャップを可視化する

実行計画を立案するために、以下について、現状とあるべき姿を整理し、ギャップを可視化します。

①利用可能なリソースは何か?
②外部/内部の環境は?
③サービスをどのように管理するのか?
④どんなエマージングテクノロジーを活用するのか?

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ギャップがなければ、そのまま実行計画を策定し、サービス設計・開発を進めていけばよいですが、組織のリソースや環境には必ず制約があるため、ギャップ(不足または余剰)を埋めるための施策が必要となります。これを実行計画の中で具体化していきます。

本日は以上です。次回はマネジメントメッシュの構成要素を少し具体的に見てきましょう。

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