世界は完璧で、足りないものなんてなにもない。

この世に全部用意されている。

ちゃんと目を開ければ

自分の目の前にあるのを感じられる。

高次元とか神様とか宇宙とか…

あこがれる気持ちは分からなくもない。

でもひと通り味わったら戻ってきて

今いる場所に座って見まわして欲しい。

嫌いな人や憎たらしい人や

自分を傷付けた人が自分だと気づいたら

癒されたがっている自分を知るかもしれない。

自然も全力で応援している。

外に出て木の側を歩く時や

草や花の近くを通った時に

ふと彼らと目が合うかもしれない。

風は頬をつついて笑わせてくれるし

服や髪に付いた古いエネルギーを

きれいにしてくれる。

雨は新しい未来を地面に降ろして

空気として口から吸わせてくれる。

自分はいつも完璧で

完璧じゃない時も完璧だ。

全体に愛されていたと思い出す時

自分にゆったり寛げる。