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自分が見る世界は自分で彩る

先日バイトから帰ってきた息子が
「オレ、今日飲みにいくよ」と言ってそそくさと支度を始めた。
と思ったら、「コロコロどこにある?  今年もこれ被っていくからキレイにしたい」と手にしていたのは赤いサンタの帽子だ。
ああそうか。今日はクリスマスイブで、それで友人達と集まるのか、と私は納得。
先日20歳になったので、大手を振ってお酒も飲めるしということだ。
しかもサンタのそれを被って街に出るのね。

若い、若いのう。なんか微笑ましかった。
20歳とはそんな感じだ。私も20代の頃は何かのイベントにかこつけて、息子のように楽しい時間を過ごしたものだ。本当に楽しい時間だった。

20歳の頃のことなんて、昨日のことみたいにはっきりと覚えている。本当に、ついこの間だったよね、と思う。そのくらいあっという間に時間が過ぎたんだな。今振り返ると。

娘も息子もまだ20代で、私には、二人の可能性は無限大のように見える。何でもやってみたらいいと思う。
〇〇歳だから遅いも早いもない。〇〇歳だからこうしないともない。その時にその人が思ったことがタイミングだ。
違うと思ったら止めればいい。
周りが、まあ色々、何を言ったとしても、本人が違うと感じるならその人にとっては違うのだ。
人は言うだけ。言ったからと言って、その後々まで他人の責任は負わない。

とにかく、生きる人生は平等に一人につき一人分で、誰でも自分の分しか生きられないんだ。

親の私も、もしかしたら何か言うかもしれない。
いつも見守っていたいし、どんな風に生きていくのかなと見ているのも楽しみだし、応援したいと思ってはいる。でも何も言わないとは言い切れない。

それでも、外野に振り回されないで、これからも自分の気持ちや思いを大切にして、そこから決断して生きていってくれたらいいなと思う。
自分が見る世界は、自分で彩っていくものだ。
そして全部受け止めて、それを味わっていくんだよ。

 ただ、可能性は無限大でも、人の時間は永遠ではないよ。
20代にはピンとこないだろうなー。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。







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