天気の子を見て

なんか最近noteが本や映画のレポ描くだけになりつつあるな?

遅ればせながら今日天気の子見てきました。前評判があまり芳しくなかったのですが全くそんなことはなかったです!今回も君の名はと同様エンディングでは沸き上がるような爽快感と感動がありました。

【こっからネタバレ注意!】
今回、帆高は陽菜を選ぶことで世界を変えてしまった訳ですが、この選択こそが今回のテーマだったのかなぁと感じました。
映画の中盤で須賀圭介が、帆高を追い出したことを夏美に問い詰められたとき、「誰だってそうだろ」と返しました。このセリフ含め、陽菜と関わりのない人間たちからしたら自分の生活の方が当然大事で、人柱となった陽菜は“どこかの誰か”に過ぎないわけです。我々が飛行機墜落事故の被害者の名前をニュースでボーっと見ているときのようなものです。
しかし帆高からしたら陽菜がいない世界なんて意味がない。帆高の立場なら誰でもそうすると思います。でも警察や事情を知らない人間は帆高を止めようとし、人柱となった陽菜に感謝することもなく生きていきます。

映画から深読みして新海誠のメッセージが!なんて言うつもりはないですが、世の中に起こる色々な事件や自分に関係ない事故の裏にもその人その人の人生や考え、事情があることを忘れないようにしたいですね。

めちゃめちゃ普通の感想になってしまった……笑