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【関係構築】質問力をあげる考え方

質問力をあげると、実用度の高い恩恵を受けられます。人と人なので、100発100中で刺さる質問は難しいんですよね。

アンコントローラブルな領域と、コントローラブルな領域を切り分ける。質問の意識とやり方を変えるだけで、会話の精度が上がるならチャレンジしたいところだと思います。


質問ができると良いこと

  • 会話が弾む

  • 時間を稼げる

  • 情報収集が捗る

会話が弾んで、関係構築につながるのは言わずもがな。それだけでなく「ちょっと場を持たせたい」「いろいろヒアリングしたい」なんて、悩みの解決に1歩、2歩と近づける。

それが質問力を上げる魅力なんですよね。


相手にたくさん話をさせたら勝ち

関係構築の観点で言えば、会話は自分の独演会になるくらいなら、相手の独演会にさせたほうが良きです。

自分ばかり話してしまうと、相手は「こっちだって話をしたいのに」となってしまいます。逆に自分が話す配分を減らすだけで、相手に花を持たせることができるのです。

相手をスッキリさせて、自分の評価を上げる。これが関係構築における会話の理想像です。

深堀する話題選びのポイント

  • 相手が主役になれる話

  • 相手の口数が増える話

  • 相手のテンションが上がる話

相手の情報が少ない場合はどうするか?それは釣りと同じです。いろんなところに釣り糸を垂らして、ポイントを探ります。ヒットしたら、その話題を深掘るのです。

そのポイントで話題つきたら、また別の場所を探します。その繰り返しです。

質問とリアクションはセット

聞くだけ聞いて回答がきたら、そっけない対応するのはNGです。相手からすると「じゃぁ聞くなよ」となります。

質問に答えるのは、反応があるから面白いのです。

スーパーボールと一緒です。落としたり、投げたりして、跳ねるから子供は好きなのです。跳ねないスーパーボールは、魅力が半減以下になります。

芸人さんがリモートだとやりにくいのは、反応が見えないからです。舞台だと生の声が届くので、同じネタをやるにしてもモチベーションがかわります。

「反応する」「リアクションをとる」というのはそれくらい大事なのです。

前向きな反応は嬉しい

  • いいね、さすが、すごい、ナイス

  • たしかに、そうだね、もちろん

  • そのとおり、わかる

上記をはじめとして、前向きな反応をもらえるのは嬉しいですよね。わざとらしく使うのはもちろんNG。さりげなく忍ばせてくれると、好印象をもたれやすい。

発言内容を少しかえるだけなので、簡単ですよね。

どんな質問がオススメか?

観点は「答えやすい質問」と「相手が話しやすい話題」の2つです。

例えば、なんの脈絡もなく「政治についてどう思う?」って聞いても相手は「え?」とびっくりします。

まず、「なんでその話題なの?」っていう興味のない話題なのと、「どう思う?」って丸投げのオープンクエスチョンだからです。

いくら鋭い質問をしたところで、相手がその話題で「話したくない」となったら終わりです。

質問は5w2hがオススメ

  • when いつ

  • what なに

  • who だれが

  • where どこで

  • why なぜ

  • how many どのくらい

  • how much いくら

質問に迷ったら、このフレームワークがオススメです。中学英語で習ったものだから、新たに覚える必要もないのがいいですよね。

5w2hの一例

例1

「昨日、渋谷にいってきたんだけどめちゃ楽しかった」
『そうなんだ、なに(what)しにいってきたの?』
「マルキューで洋服買ってきたんだ!」
『えー、いーじゃん!どこ(what)のブランドー?』

例2

「食材買ってきて」
『おけ、5000円分(how much)くらい目処でいい?』
「うん、よろしく。あとタバコも。」
『いつものスーパータバコ売ってない可能性もあるから、さいあく明日でも平気?(when)』

あくまで一例ですが、こんな感じです。5w2hのフレームワークを意識すると、質問に困ることが減るのでオススメです。

まとめ

以上、質問力をあげる考え方でした。それでは。

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