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注目の世田谷線エリアに赤ちゃんとお出かけ。〜松陰神社前(前編)

前回の記事で書いた下北沢の小田急線線路跡地を活用したプロジェクト、全貌が公式に発表されましたね。4月1日に、「BONUS TRUCK」という名前で複合施設も開業するそうです。書店や飲食店、レコード店や読書のための店などカルチャー好きにはたまらないラインナップ。さらには認可保育園や温泉宿泊施設まで。下北沢の進化が止まりません。

さて、今回は今大注目の世田谷線エリアで、赤ちゃん連れで楽しく外出できるスポットをご紹介します。

松陰神社前に赤ちゃんとお出かけ。

のんびりとした路面電車として親しまれている世田谷線ですが、近隣住民の足として使われ、朝晩はしっかりと通勤ラッシュです。なので、その時間帯はベビーカーでの乗車は控えたほうがお互いの心のためかと思われます…。ラッシュが一段落した時間に乗車するのが吉。

世田谷線エリアの中でも、昨今大注目されているのが松陰神社前駅。駅名にもなっている松陰神社と世田谷線の松陰神社前駅を結ぶ商店街があるのですが、一見古き良き活気ある商店街、でもそこかしこにおしゃれなお店が……。ここ数年で急に若いオーナーの出店が相次ぎ、急激におしゃれスポットになっているのです。昔からある八百屋さんや肉屋さんと共存しているのがまたいい光景です。

駅近、ファミリー大歓迎のフレンチ食堂「ゴンアルブル」

子連れでカジュアルにおいしいフレンチがいただけるお店が、松陰神社前にはあるのです。その名は「ゴンアルブル」。大きな木、という意味だそうです。店内は老舗の風格。このあたりの流行りに乗った感じではなく、昔から松陰神社前に根付いている落ち着きがあります。トイレにはオムツ替え台も設置してあり、その点もとても安心。それだけではなく、味は本格的で、よくあるファミリー向けの子どもだましではありません! 私は生後3ヶ月頃からこちらで友人と赤ちゃん連れランチをしていますが、赤ちゃんが泣いてしまってもお店の方々はとても優しく、「泣いて当然ですから」と笑顔で接していただけて、ありがたかったです…。また、赤ちゃんを抱えてお肉を切れないので、とダメ元でカットをお願いしたところ、快く応じていただきました。食べたいものを、カットできないからという理由で諦めなくていい、と感動! 産後で弱っていた心が、このお店で癒やされたと言っても過言ではありません。子どもが大きくなっても通って応援し続けたいお店です。

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老若男女で賑わうコーヒー店「KANNON COFFEE」

ベビーカーの赤ちゃん連れも歓迎してくれて、幼稚園や保育園のお迎え後の時間には子どもたちもたくさん。そして地元のおじいちゃん、おばあちゃんやわざわざ訪れたらしきおしゃれな若者にも人気。それが、先日開店1周年を迎えた「KANNON COFFEE」です。元洋服の仕立て屋だった古い建物を改装し、梁が見える古民家風の店内。そう広くはないですが、空いている時はベビーカーも店内に快く入れさせてもらえました。ただ、しっかりとテーブルと椅子があるわけではなく、ベンチと小さなテーブルをみんなでシェアするというオープンなかたちなので、滞在時間は短めに、他のお客さんと交代するように、赤ちゃんが寝ている間にサッと飲んでほっと一息ついて、出るというかたちで使わせてもらいました。テイクアウトして、お散歩しながら味わうのもおすすめです。店長さんの笑顔に、赤ちゃん連れでも歓迎してもらえている、と安心できます。

手抜き晩ごはんのお惣菜も!

赤ちゃん連れでお出かけ、とは関係ありませんが、松陰神社前商店街にはコロッケが名物のお肉屋さん「肉の染谷」や、毎日安心して食べられる安くて美味しい老舗のパン屋さん「ニコラス精養堂」、バングラディシュ人が営むお肉屋さん「三河屋」のタンドリーチキンや焼き鳥など、老舗の、暮らしに根ざしたお店もたくさん。晩ごはんのおかずもこれで安心です!

松陰神社前にはとにかくたくさんのいいお店があるので、前編はここまで。後編では、カフェやスイーツ、隠れオムツ替え&授乳スポットをご紹介します。

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