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品品喫茶譚

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暇さえあれば喫茶店に行く。テーブルの上に古本屋で買った本を広げて、珈琲を飲む。ぼーっと窓の外の風景を眺める。 初めて訪れた街では喫茶店を探し、住み慣れた街に新しい喫茶店を見つけて… もっと読む
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2022年10月の記事一覧

品品喫茶譚第38回『北九州 小倉 紫留来からソレイユホール、動物の多い公園まで』

紫留来を出て、小倉の街を歩く。 小倉駅から続く目抜き通りの上をモノレールの線路が走ってい…

品品喫茶譚第37回『北九州 小倉 カフェドファンファンからドン、そして紫留来』

夜が白々と明け始める頃、家を出てタクシーで京都駅へ向かう。すでに動き始めた街と昨日の残骸…

品品喫茶譚第36回「某所 通りを臨むイートインスペッス」

アイスコーヒーにするか、ホットコーヒーにするかの選択が非常に悩ましい時期になってきた。た…

品品喫茶譚第35回「姫路 手柄ポートの追憶」

旅の終わり、高知から岡山までは特急南風に乗った。私の乗った南風は車内の至るところにアンパ…

品品喫茶譚第34回「京都 出町柳ゴゴ」

「十三時四十分には戻ります」 ゴゴの扉にはそんな張り紙がしてあった。時計に目をやると十三…