ピース・又吉直樹さんから記念コメントを戴きました。

ピース・又吉直樹さんから五周年記念公演に際し、コメントを戴きました。

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世田谷ピンポンズさんは、
僕達のどうしようもない感情と、
大切な風景を代弁してくれる。

ピース・又吉直樹

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2014年1月。
朝起きると一通のメールが届いていた。
差出人は吉本興業の社員さんで、その内容はとあるウェブマガジンの最終回で又吉さんと対談をしてもらえないかというものだった。
又吉さんが熱望しているとまで書かれていた。

余りにも突然すぎて、寝起きの頭で志向を働かそうとするも???の連続で軽くパニックになった。
確かに僕は又吉さんが好きで、テレビに出演されているのを見つければ全部観ていたし、本もすべて読んでいた。
しかし、又吉さんがなぜ僕を知っているのかが全くわからず、挙げ句には、この吉本の社員さんは本当にいるのだろうかと、ネットで調べまくったりした。

その数日後、下北沢で又吉さんと初めてお会いした。
又吉さんは僕が2012年に出した最初のアルバム「H荘の青春」を下北沢のディスクユニオンで買って下さっていたのだった。
そしてなんと聴いていてくれていただけでなく好きな歌詞を携帯にメモまでしてくれていた。
僕の歌詞が又吉さんの口からどんどん出てくるのがなんだか不思議だった。
僕は緊張を隠すために阿呆のようにウーロンハイを飲み、夢見心地だった。
この日、僕は又吉さんの書いた詩に曲をつけさせてもらうことになった。
連絡先も交換し、又吉さんが仕事で京都に来たときには飲みに行かせてもらったりと交流が始まった。
又吉さんが毎月、渋谷の∞ホールで催している「実験の夜」というイベントにも出させてもらった。
イベントで御一緒したり、イベントを観に行かせてもらったり、飲みに行ったりと交流は今も続く。

初めてテレビで又吉さんを観た時、冗談抜きで、ダウンタウン以来ようやく僕の待ち望んでいた芸人さんが出てきた、と思った。
おこがましいけれど、この人は僕と似ている、とさえ思った。
芸風、文学が好きなところ、不器用そうなところ、
すべて僕の好みだった。
届くなんて全く思っていなかったが、CDを作るたび、いつも又吉さん宛に送った。
一生会うことのない人だと思っていた。
ただただ勝手に勇気をもらっていた。

「フォークみたいな流行らない音楽をよくやっているよね。」

よくライブハウスの人に言われた。
悔しかった。
自信はあったけれど反論はできなかった。

それが変わった。
覆せると思った。
フォークで。
覆せると思った。

又吉さんが聴いてくれたから、時代を覆してきた人が、僕が大好きな人が聴いてくれたから、認めてくれたから、僕は覆せると思った。

このことは今の僕の大きな原動力となっている。

いつか恩返ししたい。

2017年8月29日(火)ザムザ阿佐ヶ谷 (東京)

『世田谷ピンポンズデビュー5周年記念公演 都会、なんて夢ばかり』

開場18:00
開演19:30

前売¥2800(D込)
当日¥3000(D込)

■チケットについて■

◎前売チケット
こちらのチケットは品品堂HP( http://setapon.theshop.jp/ )から通販でご購入していただけます。
料金はドリンク代込みの¥2800です。
五周年記念特製紙チケットを送らせていただきます。
※こちらはサイトでチケットを御購入(前払い)していただく形となっております。

◎5周年記念Tシャツ付き前売チケット
こちらのチケットも品品堂HP( http://setapon.theshop.jp/ )から通販でご購入していただけます。
こちらのチケットは五周年記念Tシャツと特製紙チケットのセットです。
Tシャツとチケットのセットで¥4300です。
※こちらはサイトでチケットを御購入(前払い)していただく形となっております。

◎置きチケット
上記のような特別チケット以外にも、メールにてお名前を承り、入場の際に確認するだけの方法もあります。(値段は前売と同じです。)
setagayapingpongz7@gmail.com (こちらにお名前と枚数をお願いします)
※置きチケットのお客様は当日、会場でのお支払いとなり、前売料金での御予約となります。ご了承ください。
※学生の方は入り口で学生証提示で¥200キャッシュバックもあります。

■五周年記念グッズ販売予定■
五周年記念グッズを何種類か製作中です。
バッグ、Tシャツ、記念パンフレットなどを予定しています。

■その他、どしどし情報も追加していきます■
最新情報はHPやツイッターで随時、更新していきますのでチェックをよろしくお願いします。

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