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脳科学者も言っている!「書く」ことの大切さ

書評ブログVol.59

今日は私が読了した茂木健一郎さんの『「書く」習慣で脳は本気になる』という本から、私が書くことを学んでやっぱり良かった!と思えたのでシェアします。


叶えたいことは紙に書き出すと実現しやすい


叶えたいことを紙に書き出すと叶いやすい(叶う)

そんなことを聞いたことありませんか?
もちろん、文字にしたことをかみさまが見ていて叶えてくれる。なんてことはありません。
では、なぜ文字にすることで願いが叶いやすくなるのか?
それを脳科学者の立場で分かりやすく書いてくれたのが、茂木健一郎さんの『「書く」習慣で脳は本気になる」という本です。


書くということは無意識の中にある何かを取り出す作業

まず、私たちが何か情報発信する際に、いざ、書こう!とすると、何かテーマがあってそれについて書く。ということを考えがちですが、そうすると「書くテーマが私には何もない。だから情報発信ができない」という悩みに陥ってしまいます。

しかし、それについて茂木さんが仰るには、書くことについてテーマが先に決まっていなくても良い。書こうと思った時にとりあえずペンを持ってノートに向かう。もしくはキーボードに向かって、頭に浮かんだことを文字にしていくにつれ、自分の思ってもみなかったことがどんどん文字となって無意識の思いが湧き出てくる。ということらしいのです。

書き出すことで自分でも気づかなかった、自分の考えや望みが文字になって現れてくるだなんて、面白い!

私も、これについて書こうかな。というテーマが定まったときにしか、このnoteを書こうとは思わないのですが、とにかくその瞬間に頭に浮かんできたことを文字にしてみるというのでもいいのなら、もっと頻繁にnote更新しなきゃなと、反省^_^;

 自分は何がしたいのか分からない人は、「早すぎる自伝」を書こう!

自分の叶えたいことがハッキリとしている人は、これから何をしていったらいいのかが分かるだろうけど、そもそも「自分にはやりたい事なんて思いつかない」と言う人も多いのではないでしょうか。

そんな人に対して、茂木さんは、「早すぎる自伝」を書こう!といっています。
自伝と言うと定年退職した人が、自分の人生を振り返って書くものと思いがちですが、茂木さんの言う自伝は、チョット違います。

早すぎる自伝とは、どう書けばいいのかというと、「自分がどういう経緯をたどってきた結果、いま、ここにいるのか?」と言う疑問を元に、いまの世界(環境)にいるきっかけとなった出来事を過去を振り返りながら書きます。そうすることで、過去のあの出来事やあの人との出会いが今の自分を作っているのだということに気づくことができるらしいのです。

そして自分は何を大切に生きてきているのか、何が好きで何が嫌いなのかといった発見にもつながる。さらに、「いまの自分は昔の自分が望んでいたような生き方をしているのか?」または、「望んでいた生き方をしているのであれば、それ以上の生き方をするには何をしたらいいのか?」という、未来を考えるきっかけになり、これから自分が叶えていきたいことを発見することに繋がると茂木さんは書いています。

脳は本来、ナマケモノ

叶えたいことを紙に書き出すと叶いやすいとは、良く耳にしますが、その理由について脳科学者の立場から茂木さんは書いています。

叶えたいことが見つかると、本来ナマケモノである脳は本気を出します
そして、本気を出した脳は実現するためにどういう行動をとったら良いのか?というのを考えてくれるのです。

だから、書くことで夢が叶いやすくなるという訳です。さらに夢や目標を書き出し、それを何度も見ることで、記憶が強化され、脳はそれについて常に考え、情報収集するようになり、脳の潜在意識に働きかけて夢を叶える力を引き出してくれると茂木さんは書いています。

この本で一番心が動いた言葉

ライティングを学び、Twitterやnoteでアウトプットし、夢だった電子書籍を2冊も出版できた私が、「あぁ、やっぱり書くことを学んで正解だった!」と、自信がみなぎってきた言葉が、この本に書いてありました。

「書くスキル」は現代の人間が身につけなければならないもっとも重要な能力の一つである

さぁ!とりあえずペンを持ち、もしくはキーボードに手を置いて、いま頭の中にある思いを文字にしてみましょう!

そうすると自分でも気づいていない、無意識の思いや望みがハッキリするかもしれません。

とは言いつつ、「毎日note更新します!」とはまだ宣言できない私です・・・^_^;

【今回ご紹介した本】




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