令和の怪物 完全試合達成

お久しぶりです。
今月から芸歴2年目になりました
パチョレックスターの瀬戸です。

2ヶ月以上投稿サボってましたが、今日は僕の大好きなプロ野球でとてつもない出来事があったので投稿することにしました。

ちなみに僕は野球知識検定4級を取得し、プロ野球ファンクイズ王決定戦で準優勝するほどの野球オタクです。

いや何の資格と何の大会。。

まあそんな自慢は置いといて今日どんな出来事があったかと言いますと、
もうご存知の方も多いと思いますが、

千葉ロッテマリーンズの

佐々木朗希投手


完全試合を成し遂げたのです。

あまり野球に詳しくない方に向けて完全試合を簡単に説明しますと、

先発投手が誰にもヒットを打たれず、さらにフォアボール、デッドボール、エラー等で1人のランナーも塁に出さないまま試合終了まで投げ続けて勝利した場合に完全試合が記録されます。

この1人のランナーも塁に出さないというのが超困難なポイントなのです。

ランナーを出してもヒットと得点さえ0で抑えれば、

ノーヒットノーラン

が記録されます。


この記録は直近では2年前に東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手が達成しており、1年に複数回達成されることも多く、過去に90回以上記録されています。

しかし完全試合は

15回

しか記録されていません。

しかも打者のレベルが上がった現代では達成者がほとんどおらず、今回の達成は何と

28年ぶり

の記録なんです。

実は僕が生まれる3年前に読売ジャイアンツの槙原寛己投手が達成してから28年間記録されませんでした。

達成の瞬間にキャッチャーより先にサードの長嶋一茂さんが槙原投手に抱きついてるシーンを映像で観たことがあります。

28年ぶりという時点で相当珍しい記録なのは何となく分かると思いますが、これがどれほど達成困難な記録なのかを僕は改めて熱弁したいと思います。

プロ野球の試合はクライマックスシリーズ、日本シリーズ含めて1年で約900試合ほど行われます。

これが28年間となると

約25000試合

となり、
1試合で2人の先発投手が達成の可能性を持っているため、前回の達成から少なくとも

約50000人

にこのチャンスがあったわけです。

それでも誰も達成していなかったのです。

松坂大輔投手、ダルビッシュ有投手、田中将大投手、大谷翔平投手、山本由伸投手など錚々たる投手が誰も1度も達成していない記録なのです。ちなみに今挙げた投手はノーヒットノーランも達成しておりません。

それほど珍しい記録が今日生まれたのです。

ちなみに僕は今日相方のシェアハウス宅で最初から最後まで観戦していました。 

最速164キロを誇る令和の怪物こと

佐々木朗希投手

と、昨年新人王に輝いた

宮城大弥投手

高校BIG4と呼ばれた同級生対決ということもあり、自宅から1時間弱かけてCSが映る相方の家に足を運びました。

しかし相方は試合終了まで爆睡しており、相方とシェアハウスしている野球大好きな同期芸人と観戦しました。

とにかく僕の感想としては、この大快挙を目の当たりに出来て本当に幸せでした。

佐々木朗希投手の凄かったところと言えばキリがないんですが、野球大大大ファンの素人目線でこの試合の特に凄いと思ったところを2つ挙げると、

まず1つ目は

13者連続奪三振

です。

80年以上の歴史があるプロ野球で、歴代最高が9者連続という奪三振記録が4つも塗り替えられたのです。もう意味が分かりません。

そして2つ目は

松川虎生捕手

です。

何とこの試合、

高卒ルーキーの18歳

が佐々木投手をリードしていたのです。

160キロ超のストレート&高速フォークを難なくキャッチしている時点で並大抵のルーキーではないのですが、僕は吉田正尚選手にカーブを2球続けた配球に脱帽しました。

緩い球を2球続けると上手く対応してきそうな2年連続首位打者の超一流打者にそんな配球するのかと素人ながら驚きました。ちなみにこの試合カーブはたったの3球しか投げていないそうです。

彼はプロ野球選手になって

7試合目の出場


であり、

数週間前まで高校生

だったキャッチャーとはとても思えませんでした。

しかもあわや満塁ホームランの3点タイムリーツーベースを放つなど攻守で大活躍でした。

もう本当に参りました。

解説の有藤さんも仰っていましたが、ヒーローインタビューは松川捕手も一緒に出してあげてくださいよ、、

ベイスターズファンとしては松川捕手と高校時代にバッテリーを組んでいた小園健太投手が、この活躍に刺激を受けていつか大投手になってくれることを願います。

他にも、1年に2-30回しか三振をしない吉田正尚選手から3打席連続三振を奪ったり、27年ぶりに1試合19奪三振のプロ野球記録に並ぶなど、いくつもの信じられない出来事がたった2時間半の間に起こりました。

ちなみに今日レフトを守った高部選手と岡選手には一球もボールが来てないそうです。

最悪レフトいなくても完全試合してたと思うとなんて恐ろしい投手なんでしょう。。

今回20歳5ヶ月と最年少で完全試合を成し遂げた佐々木朗希投手。

一緒に観ていた同期と話したのですが、今シーズン中にあと2-3回は完全試合をやっちゃいそうな雰囲気すらありました。

今は同期とあらゆるプロ野球ニュースを観ながら感動の余韻に浸りまくっています。

オリックスとしても主力がコロナに感染し、万全なオーダーで無い中で達成されてしまったのでそこは本当に不憫に思います。

それでもこのピッチングには誰も文句ないでしょうし、この快挙には納得せざるを得ないと僕は思います。

さらっとこんな大記録を成し遂げてしまった20歳の令和の怪物が今後どんな成績を残し、どんな成長曲線を描くのか楽しみでしかないです。

興奮しすぎたのでここまでにします。
おやすみなさい。

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