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捨てて捨てて捨てまくった男の自己紹介

「捨てて捨てて捨てまくったら、文章を書きたくなりました。」

片付けられなかった男が、2年間物を捨てて捨てて捨てまくりました。汚部屋(実家暮らし)→何にもない部屋(一人暮らし)→現在は彼女と同棲中。
教育、SDGs、禅などに関心があります。

■略歴

1993年

7月誕生。

昔から自己管理が苦手で、忘れ物をしまくる。担任の先生につけられたあだ名は「忘れ物の帝王」。小4で自分の部屋を与えられるが、片付けができず、常に足の踏み場もないいわゆる汚部屋。

2008年

高校入学。目標がなく、何にも打ち込めず、毎日ダラダラと過ごす。相変わらず汚部屋は継続中。勉強もろくにせず、赤点を取りまくる。あっという間に高校3年間が終わる。志望していた大学に落ちる。

2011年

特に行きたかったわけではない地元の大学に入学。実家から電車で通う。なんとなく留学はしておいたほうがいいと考え、オーストラリアへ留学する。

オーストラリアでファッションに覚醒する。
以降、狂ったようにファッションに情熱を注ぐ。バイトで稼いだなけなしの給料を握りしめ、服屋に通う日々。
洋楽にハマる。他にも、ランニング、サイクリング、カメラ、ギターをはじめる。

2015年

1月
バックパック一つ背負い台湾へ。あえて台北ではなく、高雄と台東へ行く。初めての海外での年越し。英語が通じないことが多かったが、少しの現地語、ボディランゲージ、笑顔と愛嬌で乗り切る。いい人に出会えて濃い交流ができた。

3月
格安ツアーで北欧(フィンランド、スウェーデン、デンマーク)へ行く。北欧の建築、デザイン、教育やライフスタイルに魅了される。

2016年

3月
5年かかって大学を卒業。

4月
就職で関西へ移住。初めての一人暮らしスタート。

働き始めて、初めて手にする給料。バイト代とは比較にならない大金を手にし、気が狂ったのか、日々散財。金曜日は先輩と朝まで飲んで、大学で覚醒したファッションへの飽くなき探究心は収まらず、土日は毎週ショッピング。貯金もせず、勉強もせず、部屋は散らかり、クローゼットは服でパンパン。(200着近くはあった)

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(2016.10撮影 この写真ではわかりにくいけど、当時は収納=収まりきらないものを隠すくらいの感覚だった。インテリア=自分だけの秘密基地を作るような感じ。ニトリの安いライトを間接照明みたいに使ってるあたりが超ダサい。)

2017年

3月
旅行で韓国へ。サムギョプサルが日本より安くて美味しかった。韓国は結構よかった。

2018年

1月
上海で年越し。中国の大気汚染の現状を目の当たりにする。上海はすごく派手なイメージがあったけど、案外そういう面ばかりではない。どこの国にも格差が存在すると改めて思う。

6月
大阪府北部地震
震度5強の揺れを初めて体験する

7月
西日本豪雨(平成30年7月豪雨)
幸いにも自宅付近は無事だったが、本当に怖かった。

8月
旅行でミャンマーへ。ミャンマーでの経験が今の僕の思考の半分以上を形成していると思う。ミャンマーの人、街、自然、文化、そして宗教…すべてにおいて落雷に打たれたような衝撃を受ける。

帰国後、般若心経の意味を調べ、禅や仏教の面白さに気づく。この時、ミニマリストという存在に出会う。

9月
台風21号
突風で木がなぎ倒され、街の至るところで停電が起きる。
とにかくこの年は災害が多かった。「世は無常だ」と思い知った。地震、豪雨、台風など災害の経験から、物を所有することのリスクを考えるようになる。また、災害時の情報はスマホでも得られると分かり、テレビを手放すことを考え、とりあえず押し入れにしまう。

2018年

11月
テレビをメルカリで売る。
服の断捨離をはじめる。
紙の手帳をやめ、iPhoneでスケジュールを管理するようになる。
iPadを購入。電子書籍を読むようになる。
京都・比叡山延暦寺、瑠璃光院に行く。仏教建築のミニマリズムに心を打たれる。禅を意識するようになる。

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(2018.11撮影 ものは減ったけど、この頃はまだ、インテリア雑誌をよく読んでいて、「見せる収納」だとか余計なことを考えていた。棚にミャンマーで買った寝釈迦仏の木像と般若心経の経本がある。)

2019年

3月
メルカリでカメラとギターを売る。

4月
腕時計を全て売る。
観葉植物に目覚める。

5月
ようやく自炊が習慣になる。
仕事で有機農業に触れたのがきっかけで、オーガニック、ヴィーガンと出会う。
禁煙する。

6月
とにかく物を手放していく。売れそうな物は片っ端から売っていく。不要と思ったものを毎週のように地域のクリーンセンターに運んで行く。週末に物を捨てるのが習慣になる。断捨離依存。捨て狂い。やばい。

ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカの国連演説をyoutubeで見て衝撃を受ける。今ある物で十分豊かに暮らせるということ、「足るを知る」ということが大事なのだと気付く。
SDGsやエコ、エシカルファッションに興味を持ちはじめる。

10月
こんまり(近藤麻理恵)さんの『人生がときめく片付けの魔法』を読む。物への愛情の注ぎ方を知る。

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(2019.10撮影 かなり物が減った。服もハンガーにかけて収納。謎に大きめの写真が飾られている。)

12月
大掃除をしないで歳を越す。
物を減らすことで、掃除が楽になることを痛感。

2020年

4月
あえてずっと読んでいなかった、佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない』を読む。発見というより、猛烈な共感。佐々木さんの紡ぐ言葉の一つ一つが深く心に刺さる。私服の制服化をはじめる。

家賃の安い郊外に引っ越す。
バイクを売り、車を購入する。
Apple watchを買う。

5月
緊急事態宣言。
家にいる時間が増え、筋トレを始める。
「筋肉に勝るファッションなし」である。

8月
彼女と同棲することになり、また引っ越し。
引越し業者に部屋の物が少なすぎて引かれる。
彼女はテレビが必要な人。よって約2年のテレビなし生活が終了。
同棲をきっかけに、自分が「物を減らすこと」や「ミニマリズム」にとらわれて、逆に縛られ自由を失っていたと気付く。

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(2020.10撮影 壁に棚がある家に引っ越した。これがぼくのクローゼット。こんまりさんの影響で服はたたんで収納することにしている。)

10月
筋トレにさらに情熱を注ぐようになり、本格的に増量開始。

12月
増量開始から約2ヶ月で7キロの増量に成功。
同棲をきっかけに、やたら物を捨てて、ミニマリズムを追求する段階から、今あるものに感謝し豊かに生きることを追求するという段階に来ていると悟る。
情報を発信する側になりたいと急に思い、約10年ぶりにTwitterのアカウントを開設。

2021年


これからも日日是好日。

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撮影 2018.08 ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)

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