水平線の向こう側
その先の景色は知らない
高台から見下ろした
10メートル下 底の青さ

眠れない夜を過ごした
課せられた重圧に押し潰されそうだ
眠らない夜を過ごした
書きかけの設計図と夢とその先

真っ直ぐに駆け抜けられるなら苦労はない
真っ直ぐに飛び続けられるなら後悔はない

それでも足は震え
そして空に目が眩む
小さな鼓動が高鳴り
そして世界は無音となる

広い空の向こう側
そこからの景色は知らない
託すことしかできない
10メートルの二人三脚

眠れない夜を過ごした
課してしまった責任に押し潰されそうだ
眠らない夜を過ごした
書きかけの設計図と夢とその先

真っ直ぐに風に乗れるなら苦労はない
真っ直ぐに飛び立てたなら後悔はない

それでも足は震え
そして時間に目が眩む
小さな鼓動が高鳴り
そして世界は無音となる

笑って過ごした始まりも
雨に打たれた夕暮れも
その風に乗せていく
ぶつかり合ったあの時も
酒に飲まれた日の朝も
その風に乗せていく

真っ直ぐに駆け抜けられるなら苦労はない
真っ直ぐに風に乗れるなら苦労はない

たくさん失敗しよう
それが僕らの糧になる
たくさん失敗しよう
それが僕らの翼になる

真っ直ぐに飛び続けられるなら後悔はない
真っ直ぐに飛び立てたなら後悔はない

それでも足は震え
そして空に目が眩む
それでも足は震え
そして時間に目が眩む
小さな鼓動が高鳴り
そして世界は無音となる

飛べ 飛べ 飛べ 飛べ