見出し画像

節約のデメリット

本日もお疲れ様です。
先日upした4つの節約について、熱が入りすぎて長くなってしまったことを反省しています。
語弊がないようにとついつい言葉を足してしまう、言葉が堅くなってしまう節約幸太郎です。

今回は節約について、一番身近に「金銭的節約」について、その特徴と、デメリットについて書いてみました。
前回の記事の一部改変版でございます。
お時間ある方はぜひこちらもお読みいただけたらと思います。

それでは早速本題に入っていきます。

1章 金銭的な節約とは

私たちが1番しっくりくる「節約」はこれを指していると考えられます。
金銭的節約は、お金の支出を抑える節約です。
例えば、金銭的節約には大きく3つあると思っています。

お金の節約は大きく3つに分類できる

上の画像3点を説明させていただきます。

・支出を抑える
→物やサービスを安く買う、契約する
→1,000円の商品Aを500円で買う

・支出を出さない
→そもそも不必要なものを買わない
→1,000円の商品Aはそもそも必要ないと考え買わない(0円)

・支出を収入にする
→家の不用品を粗大ゴミに出さず、メルカリや中古販売店に持っていって売る
→商品Aの廃棄代1,000円かかるところを、500円で販売し、収入にした。


2章 固定費と2つの変動費

金銭的節約の3つの分類

この金銭的な節約には「固定費」と「変動費」が存在します。
変動費には、想定内のものと想定外のものがあると思います。
上記の分け方は学術的ではないですが、感覚的にわかるように説明させていただきますね。

1節 固定費とは

固定費は、家賃や通学定期代、携帯料金の代金等、毎月定期的に一定の金額を支払う必要があるものを指します。
※毎年、半期ごと、1週間ごと等もありますが、継続して支払うものは1ヶ月換算で算出が可能だと思います。

この固定費のうち、例えば携帯電話の料金を、格安SIMに乗り換え、月2,000円安くできれば、1年で24,000円の節約となります。
他には賃貸の家賃が下がれば、家計の圧迫を和らげてくれるので、イメージはつきやすいかと思います。

2節 変動費(想定内)とは

変動費(想定内)は、日々の買い物、交際費(友達との飲み代やデート代など)等、ある程度毎月かかってくるけど、その時の値段や購入回数によって変動する、突発的に支払う必要があるものを指します。

毎月絶対お米を5kg食べるから、ネットで同じ金額購入する、となればこれは自分の中では固定費に当たるかもしれませんね。

変動費は、例えば大好きなお菓子を200円で買うのと、150円で買うのでは、50円節約したと言えます。
これは、塵も積もれば山となるもので、毎日何かしらの支出で50円節約できたら、1年間で18,250円にもなります。
また、言わずもがなですが、家電や家具等、比較的金額が大きいものの購入においては、1回の購入で5,000円程度異なる場合もあります。

3節 変動費(想定外)とは

そして、変動費の中でも、想定外で節約が難しいものがあります。
結婚式のご祝儀、裁判費用、入院、葬儀費用等々がこれに当たります。
それは、突発的であり、かつ想定が難しく、支払いが多額な場合が多いです。
これらの突発的な費用に困らないためにも、計画的に節約をして一定額貯蓄を作っておくことも必要かもしれません。

医療費用に関しては、高額医療費になった場合の負担額に上限が設定されているなど、国や各地方自治体、会社の福利厚生等で実質費用を抑えることも可能ですが、今回は割愛します。
他にもさまざまな補填を市役所等の国や自治体が行っておりますが、自分で申請が必要なものが大半ですので、気になることがあったらぜひ調べてみてくださいね。

4節 お金の節約は固定費と変動費(想定内)に注目

金銭的な節約とは、固定費や変動費(想定内)の「支払う金額」について、少しでも安くできないかと考え、行動することだと言えるかと思います。

幼少期の頃、複数のスーパーを渡り、少しでも日々の支出を抑える母の姿を私もみてきました。ありがとうお母さん!!
扶養内で働き、支出を抑えるパートの主婦主夫の方には、この選択をすることで得られる利益は大きいです。

しかし、この金銭的な節約の特徴は、「お金」という直接的な効果を実感できる一方、「時間を使って支出を抑える(節約する)」側面が強いと言うことです。

3章 金銭的節約のデメリット

お金の節約をするデメリットを紹介します。
最大のデメリットは、一般的に時間がかかることです。

1節 社会人で考えるデメリット

例えば、社会人で東京の1人暮らしの家賃を考えます。
新宿が職場で、通勤15分の場所の家賃12万円の賃貸Aと、通勤1時間の家賃8万円の賃貸Bがあったとします。
家賃という固定費は毎月4万円大きいですね。
しかし、その分、多くの時間を消費していることになります。
賃貸Aと賃貸Bでは、片道45分、往復90分の時間差があります。
月20日出勤だとしたら、30時間分の差があります。
この3時間を4万円節約する価値があるかどうかという話になります。

通勤時間帯は満員電車が予想され、体力的疲弊や、精神的なストレスにも繋がります。
この30時間で、趣味に充てる時間が増える、自分の収入を上げるために勉強や副業を始められるかもしれません。

学生であれば、時間的余裕がある分耐えられますが、社会人では本当に時間の大切さを実感するかと思います。

2節 安くなったら買うことのデメリット

新発売の製品を1月に20,000円で買うのと、同年12月に15,000円で買う場合、皆さんはどちらを選ぶでしょうか。
お金だけを見ると、5,000円安く買える12月を選びたくなります。

しかし、こういう考えもできます。
1月でも早く手に入れて、その恩恵を受けた方が自分の生産性を上げ、豊かな生活につながる!というのが、機会費用による利益です。
この12月間で、生産性があがって、結果として差額の5,000円以上の価値があるかもしれないって訳ですね♪

つまり、商品を安く買うためにも、時間を使っていることになると言えます。
できるだけ早く、そして比較的安く買うためには、ポイント等が多く得られる場所での購入も検討してみてください。

4章 金銭的節約のまとめ

金銭的な節約は、固定費と変動費(想定内)を見つめ、少しでも安く購入、消費できるように行動を起こすことです。
しかし、この金銭的節約にばかり気を使っていると、多くの時間を消費してしまっている可能性があります。
この、「時間がかかる」ことが、金銭的節約のデメリットと言えます。

普段、金銭的な節約ばかり意識してしまう人は、自分を客観視し、食事の買い出しを、1時間かけて3店舗回るのと、15分1店舗で済ませること、時間的節約の観点も意識してみてはいかがでしょうか。

※少しでも食費を安く抑えよう、食材があの店舗にしかない等、家庭を支える主婦主夫の方々の努力にはもちろん敬意を持っています。
時間的節約も存在すること、ご理解いただけましたら幸いです。


節約幸太郎



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?