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毎日不安を感じているアラフィフ無職の私へ

こんばんは。
正社員を辞めてしばらく経ちましたね。
アラフィフバツイチ、先も考えず仕事を辞めてしまうとは思い切ったことをしたなと、不安に思うのはとてもわかります。なかなか冷静に考えられないと思うので、あなたに手紙を書いてみたいと思います。

一番大きいのは、経済的な不安ですよね。年齢もあるし次の仕事が見つからないのでは、と思うのも仕方ありません。

とはいえ冷静に考えると、健康なのだし、給料が下がってもこれまでの経験を生かした仕事なら探せばあるかもしれません。もともと欲しいものもそこまでないあなたですし、給料が下がることにはそこまで抵抗もないのではないでしょうか。
多少でもキャリアがあり、健康であり、友達も少ないけれどいるあなたはとても恵まれています。

それでも不安なのは、「やりたくないことをまたやらなければならないの?」という思いがあるからではないですか?休みらしい休みもなく働き、人の広げたぐちゃぐちゃの風呂敷を畳む日々に戻りたくない、と言う気持ちを否定する権利は、私にはありません。

一方で、あなたの好きなジェーン・スーさんもよくおっしゃっている通り、40代にもなれば「やりたいことよりできることを」と言う理にかなった考え方もあります。

となると、次に進むためにまず考えてみたらいいことは、「これまで何が一番嫌だったのか」と言うことかもしれませんね。
これまでのあなたを見ていると、ちゃんと休めないのはもちろんですが、それ以上に周囲とコミュニケーションが取れないことがとても辛そうに見えました。

ぐちゃぐちゃの風呂敷をとにかくたたんでくれたらいい、言う通りにやって成果を出せ(出なかったらお前の責任だ)、相談にのる時間はないからよしなにやっておけ・・・。

世の中そんな場所ばっかりなのかもしれないし、もしかしたらそうじゃないかもしれません。それは、探してみないと誰にもわかりません。

「その場所にいることが嫌で嫌で仕方なくて立ち止まった」という自分の気持ちを否定して欲しくないのです。思い切って立ち止まったことは、あとあと良かったと思えるのではないか、という予感もあります。そもそも、立ち止まれること自体が、とても恵まれているのかもしれません。

限界まで立ち止まっていていいし、流れに任せるのもいいけれど、この先に希望を持って欲しいし、できるかどうかは置いておいて、自分がどこに進みたいのかぜひ考えてみてください。

気が付いたことがあれば、またお手紙します。
年末年始は実家で慌ただしくなりそうなので、今のうちにゆっくりしてくださいね。

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