✕政治不信 〇政治家不信
パー券売り上げに対してキックバックがあることは何ら問題はない。労働に対する報酬なんだろうから。あとはその収入を正しく報告し納税してあるなら何ら問題は無い。
報告書に記載しておらず、発覚後『追徴課税』を期日内に納めたのなら問題ないが、少なくとも説明責任は果たすべきだろう。隠ぺい工作の疑がいがあるなら逮捕・起訴でいい。検察がんばれ。
『政治不信』
よしんば本当に国民が重大な政治不信に陥っているとするならば、自然多発的に日本各地で”日本人”による暴動やテロ行為が起きる、または国会議事堂を10万人規模が連日囲むんじゃない?旗とか幟とかが無いやつが。
つまり『自民党と公明党はダメだな。他の政党を支援しよう。』これは政治不信じゃないもんね?
多くの国民が生活に苦しんでる。生活保護受給者が『これじゃディズニーランド行けん』って言ってるのはほっときゃいいが、原材料の高騰や燃料価格の高騰に対して社会保障費や税金の負担が減らない分、生活に回せる金が減るワケですからね?早く何とかしてくんないと国力下がるで?
ガソリン価格高騰に際してトリガーも引かないし『消費税を一年間の限定でゼロにする』等の具体的な議論もない。
そんな中、自民党のパー券キックバック問題が出てきたものですから『なんじゃそれ!』ってそらなるわ。
それを受け岸田総理が『派閥の代表辞めますわ。』って『え!今までやってたん?』って不信”感”はあるけど、マスコミが騒いでるほどの重大な不信ではないよ。
『政治資金規正法』
” 政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため、政治団体の届出、政治団体に係る政治資金の収支の公開並びに政治団体及び公職の候補者に係る政治資金の授受の規正その他の措置を講ずることにより、政治活動の公明と公正を確保し、もつて民主政治の健全な発達に寄与することを目的とする ”
つまり、政党と所属する政治家(候補者も含め)が企業から政治献金を受けて便宜を図ったりしないように金の流れをクリアにしておく必要がある。という意図だと理解します。
『もらい過ぎなんだよ!』
お気持ちはわかります。ですが『成果に対しての報酬』はあって然るべきで、よしんば国会議員の年収が4000万円であったとすれば、4000万円分の仕事をしてそれ以上の成果を出してくれたら問題は無い。8000万円分の仕事をしたならむしろ褒めたい。
『収入が少ないと”なり手”が無くなる。』
一般的な仕事ならそうかも知らんが、議員というだけでも『特権』なので『やりたい!』って人間は少なからず存在はするとは思う。
ただ、だからって『やる気がある人が良い仕事をする』とは限らない。ってだけの話、それは一般の仕事に際しても同様ですものね?
日本には三権分立の大原則があって憲法で守られている。
裁判官は一般的な国民生活からは隔絶される立場にある。法治国家として法律が正しく機能するためには裁判官が大衆迎合しないことは至極重要なことですからね?
同様に政治家は、例えばNPO法人の理事だとか、一般企業の顧問であるとか、政党以外の組織に加入しているとか、政治資金が多いとか裏金がどうとかの話じゃなくて、そこが何より重大な問題なんじゃない?
だって『そら便宜図るわな?』ってなるやん普通に。
故・安倍さんが加計学園の加計さんと友達だったから野党はあんなに執拗に突いたんだろうし、夫人の昭恵さんが理事だったから森友学園の土地取得問題を厳しく追及したんだろうし、桜を観る会まで引っ張り出してやんややんややったんでしょ?
与党も野党も同じでしょ?そういう図式なんでしょ?じゃ『疑惑を持たれないようにする』改革をすればいい。
小手先の抜け穴だらえの法改正なんか必要なくて、『政党以外の組織に所属する者は政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動を行ってはいけない。』の一文を加えるだけでいいんじゃないか?
ま、『心臓を捧げよ』ってことよ。
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