見出し画像

がチャッチャッチャ

『最悪、リセットボタンを押せばいい。』

ゲームみたいに完全にその前のまっさらな状態からスタートすることはできないにしてもね?

自分の居場所、環境、常に他人との関わりに影響される中で『居心地の良さ』や『実力が発揮できる』とか、フィット感を得るためには少なくとも一回は『そうじゃない環境』に置かれた経験が無いと判断が難しい。

『上司ガチャ』

そら一発で最適の環境を手に入れることが出来ればラッキーですが、人生なかなかそう簡単には行かないものだし、そもそもその『最適な環境』だつってるそれだって、『最適じゃない環境での経験』とを比較もせずに最適だと断言するのは尚早ではないか?

昨今、新卒社員のスピード退職が話題になるが、たぶん調べればそんなものはとっくの昔からあったろうし、実数は増えているかもしれないが『だからZ世代は…』と結びつけるのは安直すぎる。

実際には、ほとんどの新卒社員が新たな配属先で今日も仕事を学びながらきっちり8時間働いている。上司や先輩社員も新卒社員との距離を確認しながら新しい会計年度の仕事をスタートさせている。

そうやってレアケースを針小棒大に取り上げるのは、あたかも現代社会の闇を炙り出しているように見せて、『ヒット数を増やしたい』とか『再生回数を増やしたい』とか『紙面が売れればいい』という思惑があるんじゃないですか?

その目ざとさや着眼点もセンスであり才能でもあると思いますし、それも『最適な労働環境』なんだとは思います。

そもそも他人様の生き方や知らない会社の人事案件なんかどうだっていいし、スピードが早かろうと遅かろうと社員が退職することは会社にとってその瞬間はデメリットでしかない。

補充が必要なら中途採用で職員を採用するだろうし、むしろ配属後なので最も欲しい人事にフォーカスして募集をかけられる点では企業にとってメリットかも知れないし、退職した側だって新たな仕事を見つける際の『比較材料』があることはメリットだと思う。

『比較判断決断』

『妥協』することも一つの上手くやる能力であると思う。状況なり環境なり条件なりで『納得』できるからこその『妥協』であって、『自分が辞めればみんな困るだろうな…』と言い聞かせてるのは妥協じゃない。

自分ひとりが辞めて傾く会社が良い環境なハズが無い。会社の成長のために自分の能力が発揮できるかどうか。外から見てるのと実際に働いてみるのとは違うと思うし、面接での話と違う時点で判断できるのならむしろ冷静なのかも知れない。

もちろん『やっぱ働きたくないわぁ』ってパターンもゼロじゃないとは思うけど、スピードだろうがなかろうが『退職』することを『何も考えてない』と決めつけるのは違うと思う。

この会社にいれば達成できる将来を算出することができるが、退職して大成功する可能性は現時点では高いワケですから。

安定を望むか、可能性に賭けるか。という『ガチャ』なんじゃないんですかね?

この記事が参加している募集

転職体験記

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?