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ギター

もう30年ぐらいのお付き合いになっています。ホントは『F』が押さえられなくて諦めたんですよ、高校1年の時に。

『文化祭に出る』

まぁ、よくある動機ですね。友達が『オマエ、ギターやれや。』と、そっからのお付き合いですから、彼が『おーい!野球やろーぜ!』ってスタイルなら、今こうしてギター弾いてることも無かったかも知れないですね?

『ボウイのコピーバンド』

当時は空前のバンドブームで、ジャパメタ派、パンクロック派、ビートロックといったた感じで、みんな熱狂してた。

田舎の高校なんですが、なぜかパンクロックが流行ってて、ウィラードのコピーバンドやってるとか、もうオリジナルのパンクバンドやってるとか、周りにいいお手本がいっぱいいたのでとりあえず『あんな感じ』を目指せばいいかと、ボウイをコピーし始めるんですけど、これまた難しい…

近所の先生にギター習いに行くんですが、いきなり『先生、文化祭でやらなあかんのでとりあえず弾けるようにしてください。』なんとも生意気な生徒でして、んで先生も『ほな、そうしよか。』ということで。

メンバーも揃って、バンドで練習をするんですが、カトリック教会の信徒会館の2階を使わせてもらってて、またそれが噂になって『オレらも使わせてくれ!』で結局、『高校生たちが屯している。』ってなって閉鎖…まぁ、パターンですね?

文化祭当日、アタシらの演奏始まってすぐ体育館のブレーカーが落ちたり、それでもようやくデビューを飾って、その後、幾つかのライブに出させてもらったりして解散。バンドメンバーそれぞれの進路へ。

アタシもひょんなことから大学進学して軽音楽部に入るんですが、そりゃもうスゲー人ばっかりで…まぁ、空前のバンドブームで、全国各地の名うてのプレーヤーが集まってるんですからそりゃそうなりますわ。

そこから初めて『ギター』にちゃんと向き合い始めまして、寮の先輩とこに入り浸って、弾き方も、音色の作り方も、とにかく基礎から何からギター弾くことの全部を教わった感じです。

大学に進学して無ければもっとテキトーに弾いてたかも知れない。いや、ギター弾いてないかも知れない。それが30年、もうこうなるストーリーだったのかな?とさえ思いますね。

で、今は音楽活動の傍らギターを教えている。どうなってこうなっちゃったのかよくわかんないんですが…

理論はさておき、先ずは『弾く楽しさ』を感じてもらえれば、あとはギターが運んでくれると思いますしね?一人でも多く『ギターおもろい』って人が増えれば嬉しいなと思います。

ピアノと違って『同じ音が幾つかある。』というエキセントリックな楽器ですしね?弾き方も一つじゃないと思います。

『指が短いから弾けん』

ウソよ。長くても短くても細くても太くても器用でも不器用でも関係ない。『やってみたい!』か『べつに…』かやと思いますよ?

続くかどうかは『おもろい』か『おもんないか』やと思います。どうぞ気軽にやってみて!そんで、いつも傍に置いてやってください。

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