『高校を無償化しろ』もどうかとは思うんですが、いよいよ『共学化しろ』と言い出した。

無償化に関しては『家が貧乏で高校に行けなかった』おかげで『良い就職が得られなかった』のだと関連付ける人がいますし、百歩譲って政府が支援してもいいのかもね？とは思う。逃げ道無くなるけど。

ちなみに海外で奨学金と言えば『成績の優秀な生徒には助成が出る』制度が一般的だと思うんですが、日本は社会保障なんで『無償化』の議論になりがちなのかな？と思う。

まぁ、屁理屈だと言われるとは思うけど、西川きよし師匠は中卒で国会議員にまでなったし、『中卒』だから『良い就職に就けない』はイコールとも言い難いとは思うし、『中学生全国模試1位』とか確たる学力があれば結果は違って来ると思うけど、まぁいいか。

更に、高校を出たからって『良い就職が出来る』とは限らないことと、大学進学もまた『家が貧乏で行けなかった』人が出てくるのと、大卒と高卒の能力差が段違いならともかく、社会に出れば稼ぐか稼げないかは運と実力次第なので、そこまで関係ないのかな？とも思う。

そもそも子供のいない納税者なんかからすれば『支援のし損』になり兼ねないワケですから『高校無償化の支援をするんだったら後に社会人としてフィードバックしてくださいよ。』って話でもあるのかな？闇バイトで強盗なんかやられちゃ目も当てられん。

さて『共学化』の話であります。つまり『男子校』『女子高』を廃止して『共学』で一律にせよということかとは思う。

つまり『男子校に行きたい』子供と、『女子高に行きたい』子供の権利と選択の自由を奪うことになる。

これは著しい人権侵害とも言えなくもないんじゃないか？

この世に『女子高』や『男子校』が無くて、『そういうのも必要だ』という議論なら未だ発展的ではあるが、今あるものを無くそうって言うんですから『多様化』を言う時代に、『SDGｓ』なんつってるのから逆行してんじゃないの？という危惧もありますね。

『女子高』も『男子校』も、『完全寮制度』の学校も、『農業高校』も『水産高校』も『工業高校』も多種多様にあって、それぞれの将来に繋がれば大きなメリットになると思うけどね？

なんでここへ来て選択肢を狭める必要があるのかね？『女子高』や『男子校』の存在が社会に害悪を与えてるのなら未だしも、そのメリットがなーんもわからんのよな？

世界は謎に満ちている。