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産業まもる君

あおり運転は道路交通法により『妨害運転罪』として定められており、違反をすれば免許取消処分となります。また厳罰化に伴い罰金と懲役刑も課せられる重罪となっています。

これだけ車載カメラが普及しても『あおり運転』が減らないのは『あおり運転』という言葉のせいでもあるかも知れないですね?

『ちょっと煽っただかやんか?』な感覚の人が未だいるんだと思います。

飲酒運転が厳罰化され、それまでは『ちょっとこそこまで』な感覚で乗ってた人はいなくなりました。同様の厳罰化でその『リスク』を認識できれば、なんぼアホでもやらないと思います。

高齢者ドライバーによるトラブルや事故も後を絶ちません。

免許更新時に運転技能試験も行われているようですが『形骸化しているのでは?』といった不安も拭いきれないのが実情であります。

『マイカー無くなったら買い物にも行けんようになる。』

年金もキッチリで、高齢者福祉政策も十分行き渡っているので『お金がない』なんてケチなこと言わずタクシーを呼んでください。健康に歩けるのなら、更なる健康増進に繋がりますんで、ぜひ徒歩でのお買い物をお勧めいたします。

『田舎はマイカー無いと暮らしていけんからな?しゃーないわ。』

その甘えが重大な事故を引き起こすこととなり、誰かの命を奪うことになっても、その被害者があなたのお子さんやお孫さんであっても『しゃーないわ。』って言えるなら構わないと思いますけどね?

『産業を守っていかないといけない』

そうですね。マイカーに乗る高齢者が減れば自動車の売り上げも減りますからね?日本の基幹産業である自動車業界の収益が減ったら日本の経済も揺らぎますものね?

でも少子化ですからね?この先、マイカーを買う人が増えることは無いぞ?

言い方は悪いですけど斜陽産業なんすから、今はまだいいですけど、だからってそこまで高齢者ドライバーを優遇してもね?

もちろん高齢者ドライバーがみんな技能が低いとは言いませんし、高齢者じゃないから技能が高いとも言い切れません。すべて『プロ意識』の問題だと思います。

自らの意思で免許を取得したワケですから、初心者であろうが高齢者であろうが自動車に乗って道路を走ればその時点でみんな『プロ』のドライバーです。

プロとして、人を殺すかも知れない道具であるというリスクを理解して、その上で安全に運用する心構えと、その技術を持っていることが最低限じゃないでしょうか?

未だにあおり運転なんかをしているプロ意識の無い人、高齢に限らずその技能が低い人は、いかなる状況にあっても自動車を運転してはいけないと思います。

誰の命も最優先です。

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