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しそうし

中国道を通ってると一瞬出てくるんですが毎回『ししあわし?しんあわし?しいあわし?…なんて読むん?』って思って終わりだったので、『まぁいつか行くこともあるかもな?』くらいに思ってて、でもやっぱり行かなくて、どっちでもいいんですけども気になってた『宍粟市』でございます。

目的は『レイビレッジ』っつーとこで、『ゼロ地場』がどうとかってとこです。

そもそも地質学も貴重な岩も宝石も、石にはさっぱり興味ないんで、説明されてもよくわかんないんですけど、なんでも買った土地の森を所有者が切り開いたらデカい岩が出て来て、ほんでどうとかって言ってましたが『行っても特になんにもないけど?』って言われて向かう初めての体験でございます☆

『どうせなら下道で寄り道しながらコース』で向かいます。

朝来市から幾つか山を越えるんですけども、道の駅もなんもない『ここ逃したらもう無いぞ』と言わんばかりのタイミングで『P』の文字を発見!

『神子畑(みこばた)選鉱場跡』

一見すれば東南アジアにありそうな巨大遺跡みたいな、これは『廃坑』っすかね?シックナーがあるし。

資料館では貴重な映像が上映されてて、昭和50年代っすかね?坑道内にはダンプやブルドーザーが稼働して、移送用の線路も施設されてるし、大型機械も導入されて、近代化された採掘場だったことがうかがえます。

早送りしてるようなスピードで採掘された岩がジャンジャン運ばれていく映像にくぎ付けでしたよ。なんでも良質のスズが採れたそうです。

なかなかの山の中ですけど、当時は近隣の町もこの鉱山で働く人たちのおかげで栄えてたんでしょうね?…と思いながら山を下れば『繁盛』の文字が!

学校かな?幟に『チーニング』と書かれてて『なんや?チーニングって?』

NPO 法人More 繁盛 | すごいすと (hyogo.lg.jp)

どうやら廃校を利用したゲストハウスのようですね?”繁盛”と書いて『はんせ』と読む。堂々と『繁盛』を名乗れるほど栄えたんでしょうね?

地元のボランティアさんが日曜限定で食堂をやっておられるみたいで、ちょうどお昼を探してたんでグッドタイミング☆メニューは無くて『ジビエカレーかジビエ丼か』ってことで、選択肢にカレーがあれば迷いません!

『500円です。』

サラダとデザート付いて?お値段も昭和50年代!よい出会いをくれた『チーニング』の幟に感謝でございます。

『レイビレッジ』

大工さんが多面的な建物で作業してはりましたし、山は何人かで掃除?してはりましたし、奥の三角屋根の建物からは子供の声が聞こえてました。カフェにも何人かスタッフがいらっしゃって、お客さんも次々に来てましたね。

地場的な何かを感じることは無かったですけども、途中、道の駅の前『伊和神社』にお参りした時にはありましたよ。ぞわっとした何か感覚ね?

そして地場産の野菜を買って帰りました。良い地場産でした。

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