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時代の名は白髭

ざっと言うと『横断歩道の無い道路を横断する歩行者が危ない』って話だったと思います。関西の夕方のニュース番組で特集されていたのをたまたま観た。

道路交通法により、歩行者が道路を横断する際には横断歩道か歩道橋を利用することになっているので、車が通ってなくても違法行為で間違いはない。

琵琶湖北西岸、近江高島の南に『白髭神社』がありまして、多くの参拝客があります。

県のほぼ琵琶湖が占めている滋賀県ですし、北西には比良山系がありますんで、陸路に『逃げ道』が無いことも相まって、北琵琶湖から日本海方面へ向いての『要所』ともなっております。

この白髭神社の目の前、湖岸ギリギリを南北に国道161号線が通り、琵琶湖の中に鳥居が立っているというロケーションです。

広大な砂浜エリアが広がる中にポツンと現れる鳥居なんで、水棲生物が身を寄せ、ブラックバスには最高の餌場となり、ボートで釣りするサンデーバサーにとっても『憩いの縦ストラクチャー』となっております。

『神社側は何も対策をしてなかったのか!』

神社も『渡るべからず』の対応はもちろんやってるものの、SNS全盛の昨今、映えるためならそんなことお構いなしであるということですね?

道路はほぼ直線で見通しが良いし、よっぽどのことが奇跡的に重ならない限り、そうそう事故は起こらないとは思いますけども、問題は、横断歩道が無い道路を『参拝客』が横断している時に事故が起きることだと思うんですね?

白髭神社も滋賀県へ申し入れをしているが、対策としては『ガードレールの強化』ぐらいという、神社からしたら『…いや、そうじゃなくて』ということしか出来ない難しさですね。

『例えば道路を高くしてその下を歩行者が歩けるようにすればどうか?』

その番組出演者がそれらしいことをおっしゃってましたが、視聴者の中にも『そらそうよ、おーん』と思われた方もいらっしゃったとは思います。

ですが、そもそもなんで横断歩道の無い道路を横断するという『違法行為』を保護する為に道路を何億円もかけて形状変更せなアカンのか?ということです。

ほななにか?スーパーで会計する前に食べちゃう外国人観光客のために陳列された商品を手に取れば即座に会計できるシステムを組むんすか?

『轢かれても知らんで?』でいい。そんだけの話。

どうしてもって言うなら滋賀県が小松エリアを『道路交通法特区』に指定して『横断歩道以外の道路横断者の罰金5000円』にして、ライブカメラを設置し、みなし公務員を巡回させたらよろしい。

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