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サンタさんは来るのか!?過去10年編

クリスマスラリーとは

クリスマスラリー(Christmas rally)は、「サンタクロースラリー(Santa Claus rally)」とも呼ばれ、アメリカ合衆国の株式市場において、クリスマス(12月)から新年の1月(年末の5営業日から新年の第2営業日)にかけて株価が上昇するというアノマリーをいいます。

起こる理由1.タックスロス・ハーベスティング

過去のデータ分析でも、株価が上昇する頻度は12月が最も高いという結果が示されており、その要因として、タックスロス・ハーベスティング、つまり12月は節税対策による処分売りが出やすく、売り圧力が強まりやすいですが、一方でクリスマスが近づくにつれて減少し、1月にかけて買い戻しから上昇しやすくなります。また、年末は政治的リスクも比較的少ないことから、買いやすい相場環境とも言われます。

起こる理由2.1月効果

1月効果と時期が一部重なることもあります。1月効果とは、株式相場、なかでも前年振るわなかった中小型のバリュー株が1月上旬に高くなりやすい現象をいい、最も強力なカレンダー効果のひとつとして知られています。

過去10年のクリスマスラリー

NOBU塾のNOBUさんがクリスマスラリー期間は
数人の機関投資家の売り買いで大きく値動きしてしまう

・小さいレンジ相場と爆上げ爆下げを繰り返す

・テクニカル分析が効きにくい

・出来高低い
とお話しされていました。

2022年12月23日公開のこちらの動画の13分20秒くらいからです。
実際のデータを出しながらお話しされていた訳ではなかったので、気になって調べてみました😊

こちらが過去10年のクリスマスラリー期間となります。

各年ごとのチャートはこちら。


これらを「上昇率」「ボラティリティ」「出来高」でみてみましょう。

上昇率

8勝2敗という結果でした。なかなかの勝率。上昇率の高さに関してはばらつきがありますね。

ボラティリティ

期間中の乱高下の大きさ。期間中を一本のローソク足としてみた場合のヒゲの長さを想像して「高」「中」「低」と3段階で表しています。
高:5     中:2    低:3
比較的ボラ高めと言った感じでしょうか。この3段階分けは私の感覚によりますので、参考程度に捉えて頂いて、実際にチャートを見てご自身で判断して頂けると幸いです。

出来高

共通して年内は低く、年明けは高くなっています。高いと言っても通常の出来高に戻るということです。

テクニカル分析が効きにくいのか?

それではNOBU塾のNOBUさんが言っていた「テクニカル分析が効きにくい」というのは果たしてどうでしょうか。
・割とトレンド通り
・SMA乖離からの調整の値動き
といった印象を受けます。
私は「そこまで効かないこともない」という結論です。皆さんも分析してみてください。どのような印象を持ちますかね?

NOBUさんに楯突いてるわけではないので、炎上しないでくださいね💦あれほど人気あるインフルエンサーNOBUさんなので違う見解持つだけで袋叩きに合うのが怖いっす。私もNOBUさん好きでYOUTUBE見てる仲間ですから!温かい対応お願いします😅

今年は来るのか、サンタさん!

次に続きます。パーティの時間になったのでまた明日。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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