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【Report】 「いつも通りに『SHOCK』の世界を生きられ、打ち上げ花火のようにたくさん演じられるのは嬉しい」と堂本光一、ラストイヤー「実感なし」も「不思議な感覚」(2024)

 2000年から続いてきた日本を代表する一大エンターテインメント、ミュージカル「Endless SHOCK」シリーズを今年で終了させることを今年1月に発表した主演の堂本光一。4月11日から東京・丸の内の帝国劇場での東京公演がスタートするのを前に、ゲネプロ(最終通し舞台稽古)と取材会を行い、「お客さんもでしょうけど、まだまだラストイヤーという実感はありません。でもみんなとの時間を大事に、舞台から観るこの景色やひとつひとつのシーンをかみしめながら、いつも通りに『Endless SHOCK』の世界を生きることができるのは嬉しいこと」と感慨深げに心境を口にした。そして「2000年に打ち上げ花火が上がるように『MILLENIUM SHOCK』が始まった。最後はまた、打ち上げ花火のようにやろうということで、たくさん演じさせていただける。そういう場を用意してくださった皆さんに感謝したい」と感謝の気持ちをあふれさせた。
 ラストイヤーとなった今年は、4月11日へ5月31日に東京・丸の内の帝国劇場で「Endless SHOCK」の本編と、コロナ禍で生まれたスピンオフ版の「Endless SHOCK-Eternal-」を同時に上演。7~8月に大阪市の梅田芸術劇場メインホールで、9月に福岡市の博多座で、11月に再び帝国劇場で本編を上演する。東京での2度にわたる公演はいずれも、帝国劇場の来年2025年2月の休館に向けたクロージングラインナップの一環として上演される。
 4月22日の公演でついに2000回の大台に乗り、5月9日には、日本国内演劇における単独主演記録2017回を超えて2018回の単独1位となる見通し。(写真はミュージカル「Endless SHOCK」の本編とも、スピンオフ版の「Endless SHOCK-Eternal-」とも関係ありません。note会員が登録された写真を使用できる制度を利用してお借りしている2012年のブロードウェイの風景写真です)

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★ミュージカル「Endless SHOCK」公式サイト

 取材上の都合により、当ブログでは今回に限って会見・ゲネプロの写真は撮影しておりません。スポーツ紙や演劇サイトなどでお楽しみください。

★時事通信News

★ステージナタリーNews

 ミュージカル「Endless SHOCK」はニューヨークのオフ・ブロードウェイでショウビジネスの高みを目指すコウイチら日本人を中心とした若いカンパニーに訪れた大きなチャンスをきっかけに仲間たちに大きなひびが入っていくお話。尊敬や嫉妬など様々な感情が交錯する上質な作品だ。
 ストーリーに組み込まれた歌やダンス、日舞、殺陣、和太鼓の演奏、パーカッションとフライングなどを交えて華々しいショウが繰り広げられる。
大ぜり、盆、LEDビジョンなどを駆使して、エンターテインメントの可能性を常に探ってきた。
 2024年版「Endless SHOCK」の上演時間は30分間の休憩を含め約3時間15分程度で確定したもよう。スピンオフ版の「Endless SHOCK-Eternal-」は30分間の休憩を含めて約2時間35分が予定されている。

 会見には堂本光一のほか、ライバル、ショウリ役の佐藤勝利、リカ役の中村麗乃(乃木坂46)、オーナー役の前田美波里、島田歌穂とふぉ~ゆ~の越岡裕貴、松崎祐介も出席した。

 佐藤にとって初めて触れたエンタメが『SHOCK』だったという。それだけに「右も左もわからなかった状態から光一くんに憧れて、ラストイヤーでライバルを演じられてうれしい」とめぐりあわせに感慨深そうな表情。

 オーナー役を務めてきた前田美波里が「今年は初心の気持ちを忘れずに1回1回丁寧に演じたい。寂しいです」と意気込みとさびしさの同居する現在の心境を吐露すると、堂本が「家族のような」と表現するメンバーの間にふとしたさびしさも去来したようだ。

 会見後に行われた最終稽古終了後、堂本は「2024年は、この『SHOCK』、ラストイヤーというふうに考えております。自分が21歳のときに、帝国劇場で初めて『SHOCK』の幕を開けさせていただきました。そこから25年目。帝国劇場が改修工事に入るということで、この作品はずっと帝劇とともに歩んできた作品ですので、今年をもって幕を閉めるという決断をいたしました」と経緯を説明したという。

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