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「そのままの自分で働けそうな予感がした」19年勤めた事務所から、セブンリッチに転職した理由

ポジションの昇格、年収アップ、理想の企業への転職など、何をキャリアアップとするかは人それぞれ。

SEVENRICH Accounting(SRA)の会計スタッフである石川 阿紀江は「役職にあまり興味はないが、仕事の幅を広げたり、知見を深めたり、ステップアップしたい気持ちは常にある」と、自身のキャリア観を話してくれました。

前職の税理士事務所で19年間、自分ができることを増やしてきた石川でしたが、さらにステップアップするため、新しい環境としてSRAを選択。今回のnoteでは、石川の仕事に対する考え方や転職動機について聞きました。

石川 阿紀江(いしかわ あきえ)
山口県出身。商業高校で簿記の資格を取得後、新卒で信販会社に就職。その後税理士事務所へ転職し、約19年勤務。2023年に、SEVENRICH Accounting福岡事務所の会計スタッフとして入社した。


税理士事務所で19年勤務する中、モチベーションになっていたこと

——前職で勤めていた税理士事務所はどんな職場でしたか?

約60人が働く税理士事務所で、コミュニケーションが取りやすい職場でした。新しくスタッフが増えると、新卒の方でも中途の方でも、マンツーマンで先輩がサポートする体制があり、社員の仲は良好でした。

もともと会計税務とは関係のない仕事をしていたので、前職では初めてのことだらけでした。このサポート体制が整っていなかったら、入社して間もないころにつまずいていたかもしれません。

——入社してから、思い描いていたキャリアプランはありましたか?

正直私は、あまり役職に興味はなくて。キャリアプランではないかもしれませんが、できる仕事の幅を広げたり、知見を深めたり、ステップアップしたい気持ちを常に持っていました。

幸か不幸か、前職の事務所内で前例が少ない事案を担当することが多かったんです。たとえば、クライアントが事業承継や相続をする際に株価評価をする必要があるのですが、事務所内に対応できるスタッフがあまりおらず、質問できる相手が多くないなかでも、手探り状態でトライしていました。

前例が少ない分大変でしたが、これをクリアできたら自分にしかできない仕事が増える、それがモチベーションになって、19年続けてこられたんだと思います。

——ステップアップを実感することが、仕事のモチベーションになっていたんですね。

そうですね。同じ事務所内で、自分より難易度の高い仕事をされている方々がおり、その方たちを目標としていて。数年後に自分が同じ仕事をできている、もしくは一部でもできる状態になりたいという気持ちが常にありました。

定期的に押し寄せる転職意欲の波

——いつごろから転職を考えるようになりましたか?

10年くらい前ですかね。

——10年前!

誰しも仕事を辞めたくなる時期って、定期的にあると思うんです。私は今40代前半ですが、30代半ばには「このままでいいのかな」ってモヤモヤが、漠然と頭の片隅に浮いていて。

前職が嫌だとか、大きな不満があるだとか、そういう気持ちが強かったわけではなくて、むしろ仕事は楽しかったし、いまだに前職の人と遊ぶくらいの仲です。それでもなんとなく「この事務所の外の世界を見たい」「でも今じゃないかな」そんな波がずーっと続いていました。それが通算10年くらい。

——そこから、転職活動をしようと思い立ったきっかけは。

小さい理由やきっかけはいろいろありましたが、一番のきっかけはコロナ禍ですね。2020年にコロナ禍になって、世の中が全体的に停滞したじゃないですか。そして2022年からようやく社会が動き出した。そのタイミングで、なんとなく世の中に置いていかれそうな気がしたんです。

今は大丈夫だとしても、5年後10年後になって今の自分のままで大丈夫なのかなという危機感があって。

たとえば、これからクライアントのニーズが増えそうな業務があったとして、事務所内で担当できる人が手薄だったとしても、良くも悪くもこれまで続けてきた業務に注力し続ける。私としては通常の業務に加えて、株価評価や相続といった難易度の高い分野を深堀りしたかったんですね。それによって、自分だけでなく事務所全体がカバーできる範囲を増やしたかったのですが、事務所の方針と合わなくて。

自分のできる仕事の幅がさらに広がり、深掘りができる環境へ行きたい気持ちが強くなって、転職活動をしようと思いました。

そのままの自分で働けそうな予感

——転職先としてどんなところを考えていましたか。

最初はまったく別の業界に行こうと思って、一般事業会社を見ていました。

1社とのカジュアル面談が済んだころ、SRAの人事からスカウトされました。正直、同じ業界に転職するなら、これまでと今の事務所でも良いんじゃないかという気もしていて、会計事務所や税理士事務所は転職先として考えていませんでした。ですが、せっかくお声がけいただいたならお話だけでも聞いてみたいと思ったんです。

当時は山口県に住んでいたので、SRAの人事の鯨井さんとはオンラインで初対面。1対1でカジュアル面談をしたのですが、画面に現れた鯨井さんは本当にカジュアルでした。

これまで19年間、事務所指定の制服を着て仕事をしていた自分にとって、鯨井さんが私服で登場したことが衝撃的で。とても話しやすくて、面談の最中も終わった後も、なんだか居心地が良かったんですよね。

——最初は人事とラフに話をする感じだったと思います。選考が進む中で入社したいと思われたポイントはありましたか。

これしかないんですけど、ピンときたかどうか。

今まで自分の直感を大事にして生きてきたので、それを信じて入社を決めました。さまざまなメンバーの方とお話しする中で、新しい領域の仕事ができると分かったし、何よりも、そのままの自分で働けそうな予感がしたんです。

自分の幅が広がりそうな仕事が待っている、未知の環境へ

——入社して4ヵ月が経過しましたが、いかがですか。

SRAに入社してみて最初に感じたのは、やっぱり一番は、これ、「みんな若い!」です。前職の事務所も年齢の若い方は一定数在籍していたのですが、比ではないくらいにSRAは全体的に若い。だからこその溢れるエネルギーと刺激をバシバシ感じて、日々を送っています。

また、一言で言うなら、ワクワクしかないです!

今はクライアントの月次や年次の業務を担当していて、SRAの仕事とはどういうものかを咀嚼している段階。ただ、いろんな人から話を聞いてみると、自分がやりたいと考えていた新しい分野の仕事があちこちに転がっているようで、これからが楽しみなんです。

たとえば、前職では上場していない中小企業のクライアントしか担当していませんでしたが、SRAでは上場企業や上場を目指しているクライアントがたくさんいます。上場するための段取りというのは完全に未知の領域で、勉強したいことが溢れています。

——石川さんは福岡事務所勤務で、東京のメンバーと遠隔でやり取りすることが多いと思いますが、その点は慣れましたか?

慣れました!入社1ヵ月目は研修期間として東京事務所で働いて、皆さん気にかけてくださりましたし、福岡に戻っても「ヘルプミー!」ってチャットを送れば、誰かが必ずサポートしてくれます。困ったことがあったら、それに詳しい方がすぐに反応してくれるので、リモートワークでもスムーズに仕事ができています。

実は前職では、リモート経験が全くなくて。コロナ渦でも毎日元気いっぱいに事務所に出勤していましたし、もともとパソコン等の機器類に強い方でもないため、SRAに転職して地方でのリモートワークが成り立つのか不安でした。ですが、誰かが必ずサポートしてくれるから大丈夫!という安心感しか、今はありません。

——最後に、福岡事務所をどんな事務所にしたいですか?

直接お越しいただいたクライアントでも、オンラインでお話しするクライアントであっても、「SRA来て良かった!」「やっぱりSRAに相談して良かった!」「元気もらえたな!」と思ってもらいたいです。

一緒に働く仲間には、そのままの自分のいいところを、遠慮なく存分に発揮してもらいながら、SRAの皆さんが私自身をそのように迎えてくださったように、挑戦したいことに挑戦し続けられる、フレッシュ感があって、元気で明るい、温かい事務所にしていきたいです。



SEVENRICH Accountingでは、福岡事務所勤務を希望される方をお待ちしております。まずはお気軽にお問い合わせください。

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