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第三軌条

タイトル1:第三軌条
 
いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
 先日、平日の午後の都営地下鉄大江戸線に乗車しました。始発の駅と言う事もあり、発車までは2分ほど停車しているのですが、その間に小学3年生くらいの男児が2名、ドアとホームの間に立って車輌の屋根を指さして話しをしています。
少し距離があるので会話は聞こえないのですが、はっきりと聞こえた単語があります。それが『第三軌条』です。
鉄道が好きな方でなければ、聞いたことがないような単語だと思います。
『第三軌条』とは、<車両が走る2本のレールとは別に、並行して第三の給電用レール(第三軌条(サードレール))を敷設し、それを車両に取り付けた集電靴(コレクターシュー)が擦って集電する方式>です(Wikipedia)。
簡単に言えば、車両の屋根の上にあるパンタグラフが架線から電気を取り込んでいるのに対し、第三軌条は屋根ではなく、車両の下側面から電気を取り込んでいる感じですね。
この第三軌条方式のメリットは、電線を車両の上に通すより建設コストが安くなります。架線柱、架線により景観を損なわないと言う事です。デメリットは、線路の低い位置に給電レールがありますので、人の立ち入りなど感電の危険性があります。同じく保線作業においても感電の危険性があります。また、高速走行が難しいというデメリットもあるようです。
ちなみに、第三軌条方式を使っている路線ですが、東京では“銀座線”、“丸ノ内線”、大阪では“御堂筋線”、“谷町線”など、古い路線が多いかも知れません。
それにしてもワタシが小学生の頃には、第三軌条は知識の中になかったですね。まぁ、その反面というか、まだ蒸気機関車が走行している時代で、ようやく近くの大都市に開催される冬季オリンピックに合わせて地下鉄が開業したくらいですからね。その地下鉄もやはり、第三軌条方式でした。
 
 今朝は、ポール・マッカートニー&ウイングスの「マイ・ラヴ」が最初に流れてきた曲でした。この曲は、ポール・マッカートニーが妻リンダさんへのラヴソングとしてピアノを使用して書いた楽曲とも言われています。ポール・マッカートニーは、ビートルズの中心メンバーですし、多くの名曲を発表しています。もうひとりのジョンレノンも同じく、多くの名曲を発表しています。お互いに、解散後も多くの名曲を発表していますね。よく言われるのが、ポール・マッカートニーとジョンレノン、どっちが好き?ってやつですが、少なくともビートルズ解散後は、ジョンはオノヨーコとよりアーティスティックで、かつ反戦・平和といったポリティカルなメッセージを発信していた様に思います。ポールは、リンダと一緒にウイングスを結成して、ロックバンドとしての活動に重きを置いていた様な気がします。若い頃は、メッセージ性の強いジョンの曲が好きでしたが、いまはポールの音楽の方が心地良い気もします。少し前までポールは日本でもコンサートを行っていましたね。ドームツアーですからね。元気ですよね。ちなみに 1942年6月18日生まれの81歳です。
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 
 

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