見出し画像

情報格差

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
「格差」と言う言葉の意味ですが、辞書などでは「二つ以上の事物を比較した場合の、相互の差の程度」や「資格・価格・等級などの違い」とされています。

最近では、「情報格差」と言う言葉もよく目にします。

ちなみに、「情報格差」ですが、「デジタル・ディバイド」と表す場合もありますね。どちらかと言うと、「デジタル・ディバイド」が先で、その訳が「情報格差」なのかもしれません。

その「情報格差(デジタル・ディバイド)」とは、インターネットなどのIT(情報通信技術)の恩恵を受けることが出来ないヒトと出来るヒトの間に生じる格差とされています。

さらに、その「格差」から発生するのは、結局は、経済的な「格差」ということになります。

特に、ワタシ達の周りでも、情報の正確性を理解するための教育が不十分であると、誤った情報によって損害を被る場合や、誤った情報を拡散する可能性などもあります。

そして、これはワタシ達の周りではなく、世界的にもインフラの未整備や貧困などにより、IT利用が出来ない事による不利益を被る人がたくさんいると思います。
また、ある意味では「情報格差」を政治的に利用することも出来ます。

それを避けるためにも、「情報弱者」とならない様に正確な情報を判断できるようにしていなければならないと思います。
 
情報の格差と似ているのが、「情報の非対称性」です。

こちらは、「資産運用業高度化プログレスレポート2023」にも記載されていますが、金融商品・サービスを提供するサイドと投資者サイドの情報の差を「情報の非対称性」としています。

このレポートの中では、「家計・個人への運用商品の情報開示も十分ではなく、中立的な第三者による運用商品の比較や評価も充実していないため、家計・個人と資産運用業界との情報の非対称性は大きく、牽制が働き難い状況にある」としています。
少なくとも、投資信託などの金融商品を提供する資産運用会社は、更なる情報開示はモチロンなのですが、情報を正しく理解できる様に工夫をする必要があると思います。
また、正しい情報を理解いただくには、リテラシーを身に着けていただくための情報発信も必要なのかと思います。
 
本日の1曲は、ベン・E・キング(Ben E. King)の「スタンド・バイ・ミー」です。 まぁ、映画の主題曲として有名ですね。

 本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?