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昔、やっていたこと

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
 最近のテレビでは、「令和」「平成」「昭和」をキーワードに、音楽、電気製品、そして流行などを比較する様な番組をよくみかけます。
ただ、昭和は64年間もあり、番組の構成では昭和といっても戦後の高度成長期をスタートにしているところが多いように感じます。さらに「令和世代」といっても、番組では1996年から2010年代生まれを称していることが多いように感じます。それって「Z世代」じゃんとも思いますし、番組によっては「昭和世代」「平成世代」「Z世代」としているものもありました。
この時代の比較では、ウォークマン、ラジカセ、レコード、CD、MDといったものがよく紹介されています。また若者の流行としては、太陽族、竹の子族、ロックロール族などもありましたし、暴走族なんかも、暴走行為ではなく、竹ヤリ、シャコタンといった改造車をオモシロおかしく紹介しているものもありましたね。全共闘運動といった社会的なものは、バラエティー番組では取り上げることはないようですね。
あとは、バブル期の紹介でしょうかね、ジュリアナ東京のお立ち台、よく分からない男性だけに課せられた謎のドレスコードも紹介されていました。
さて、ワタシも若い頃にはシャコタンのクルマに乗っていたこともあります。いちいちマンホールの段差を避けながら走っていましたね。さらに土足厳禁で、運転する際に靴を脱いで運転席に乗り込み、脱いだ靴を置いたままスタートすると駐車場にキチンと揃えられたサンダルだけが残っているというシュールな状況だったりしますが、問題は次の目的地で靴がないことに気が付いたときの絶望感笑
他にも、助手席に「恋人専用シート」などの電飾やシールを貼っていたりしていましたが、よく考えたら家族で出掛ける際には、オフクロが助手席に座っていました笑
そして自宅電話も長いコードを利用し、自室まで引き込んで友人や付き合っていた女性と長電話していましたね。各自携帯電話を持つ今では、考えられないことですが笑
 昭和の戦前生まれ世代の方々から見れば自由で便利な時代だったのでしょうけど、ワタシ達は少しだけ不自由を感じながら、毎日を生きるだけで、明日は勝手にくるんでしょ、みたいな感じでしたね。目の前に迫りくる就職活動への恐怖。そしてバブルの前兆と円高不況、若者の政治へ無関心、閉塞する日本を嘆く久米宏さんのニュースステーション。あの時代は、ワタシにとって何だったのでしょうね。
 
今日の1曲は、渡辺美里さんの「My Revolution」です。この曲は1986年1月に発売されています。作曲は小室哲哉さん、作詞が川村真澄さんです。この曲は渡辺美里さんの4枚目のシングルなのですが、この曲の前に発売されたアルバム「eyes」のジャケット写真は、渡辺美里さんの前髪にハサミが当てられているのですが、このジャケットはカッコイイと思いましたね。まだ、CDではなくレコードの時代でしたので、ジャケットでアルバムを購入することもありましたね。もちろん、カセットテープに録音しシャコタンのクルマで大音量で聴いていました笑
  
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

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