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就活って何?それ美味しいの?

先日から本音で文章を書こうと意気込んでいるばばーるです!

突然ですが、エントリーシート(ES)の書き方や面接のやり方など世の中に溢れていますが、就職活動とか、型にハマった面接とかテストとか、あれ意味あるんですか?IPS細胞?SPI何とかテストとか意味不明すぎて理解できません。

私は学生時代に就職活動(就活)を通して13社のエントリーから面接までを経験させて戴いて、その中の一社であったフランス系企業で12年間働いています。
現職の会社の選考内容は一次面接で人事のえらい方と蕎麦を食べながら世間話をする、二次面接では工場を案内された上で、部長さんと韓国料理について話した後、社長と英語で雑談するでした。自分の能力の何を評価されたのかは未だに謎ですが、就職活動を無事に終えることができたと記憶しております。

志望動機なんてない

志望動機なんてありません。出来れば働かないでダラダラして、何となく金持ちになって、有名になって物欲にまみれた人生を1回でいいから送ってみたいと考えていただけです。
就活を始めた頃は面接を受けさせていただく企業様のホームページを拝見させていただいて、自分なりに考えて志望動機を話させていただきましたが、あまり裏表のない性格から、就活の後半になると志望動機が無い本音が出てしまい志望動機を話すことを辞めました。

面接官「なぜ御社を志望されたのですか?」
僕「特に理由はありません。どこでも良いです。」
面接官「....そうですか。」

そのため面接官の方との会話は、面接予定時間より常に前倒しで進められました。面接にかかる時間を短縮するという、入社前から企業コストの削減を実現していたのですが、いずれの企業様からも不合格通知が送られてきました。

そもそも、入社前に仕事の中身を理解できるわけがないので、志望動機を述べることに意味はないと考えています。面接をする側になってもその考えは変わりません。先日の中途採用面接の際に面接官として「長時間労働とパワハラに耐えられますか?」と聞いたら、人事の方に「次回から参加しないでください」と言われましたが、サラリーマンというのは自分で仕事を選ぶことが出来ない世界なので、プロでいるということは長時間労働とパワハラが潜在的に仕事内容に含まれています。そのため志望動機より、プロらしく振る舞うことを面接の場で約束させる方がより効率のいい面接方法ではないでしょうか?

他人に頼るな

私事ですが、2020年の3月に会社を辞めて起業しようとしていましたが、ポシャりました。詳しくは話しませんが、とにかく起業話が無くなったのです。この他人にとってはどうでもいいが、自分にとって大きな挫折を経験し、他人に頼ってはいけないことを学びました。サラリーマンという他人のビジネスのもとで日々、時間を切り売りして全力でもたれかかっている人間ですが、出来るだけ一人で立てるよう日々精進しています。
「人間は一人で生きていけない」や「組織は個人より大きな成果が出せる」と言われますが、こと仕事においては他人に頼らない心意気は大切だと考えています。

本来、仕事は自分の承認欲求を満たすための手段ではなく、他人の欲求を満たすために付加価値を提供するものなので、「満たされているだろ?」と寄り掛かりながら聞かれたら「重たいわボケ!」というのが最初の一言になってしまいます。
面接での学生の受け答えに対して、採用担当が「会社は学校ではない」と言っているアレです。

会社という組織に入ることは、世の中の起業家や経営者の方々と同様にgive&giveの精神でいる場所なのです。それを理解した上で学生には「私は御社に興味はないし、たいした能力も無いが全力で頑張ります!」と自己紹介してもらえると個人的に分かりやすいと思っています。(正直そんな話より食べ物の好き嫌いとか聞きたいです)

働き方改革の第一歩

ある研究によると人は出会って3秒以内に第一印象を決めて、その第一印象バイアスのまま他人を判断し続けるらしいです。つまり面接においては第一印象が最重要です。
そのため、容姿を綺麗に整えて、器量が良さそうに何でもハイハイと答える練習をすれば、志望動機云々より面接に通ると思います。

個人的な意見ですが就職活動と呼ばれる大イベントを禁止して、ツイッターとかLinkedInなどの個人的なつながりを通して、学生とサラリーマンの兼業、2つの会社で働くサラリーマンとかが生まれやすい労働体制に変えていったらいかがでしょうか?(契約条件や社会保険とかがややこしいのかもしれませんが、それらはルールなので慣れてしまえばATMを使うのとそう変わらないと考えています)

働き方の多様性を増やして、社会全体の付加価値の量を上げていくことの方が重要ではないかと思います。

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