【教師の目的は生徒全員を生存させて卒業させること。】

教育実習生は全員仮想教室内で教育実習を行い、全員を無事生存させて卒業させなければならない。

仮想教室とはVRを用いたバーチャル教室であるが、バーチャル教室内では電気信号を用いた脳内でのやり取りとなるため、個人差はあるが平均して実時間の6分の1ほどで1日を終えることができる。

生徒全員が生存して卒業を迎えた時点で教育免許取得となるが、仮想教室のモデルとなっている教育現場はいずれも難しい場所であり、期限内の合格率は高くはない。

仮想教室の1日1日は全てログがあり、指定の期間からやり直すことも可能。

ただし、やり直すべき場所を間違えていた場合、修正が難しいことが多く、そこで躓く実習生も多い。

脳内処理の早いものはそれだけ1日に進める日数も多く、やり直せる回数も多いが、実時間の3分の1ほどしか進めない人のほうが最短合格しやすいと言われている。

ストレスがたまると脳処理速度が落ちて、1日に進める日数が大幅に減る場合もある。