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官能的な実体験を綴ります。。

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ウブな彼女とカップル喫茶(中)

かおりちゃんと「カップル喫茶」に行くことになった夜、 彼女の気が変わらないうちに新宿の“名店”「オラーヴ」(仮名)に電話をかける。 いわゆるハプニングバーやカップル喫茶のような“アングラの花園”は、 規制などの関係からお店の場所を公表していないことが多い。 そこで客は店に電話し、スタッフにお店までの道を誘導してもらう。 私は一見さんではないのだが、親父譲りの方向感覚のせいでなかなか店の位置が覚えられず、毎回電話させてもらっていた。 とある地中海の木の名を冠したその店は、

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    • ウブな彼女とカップル喫茶(前)

      女性の“性”は、いつ何時開花するか分からない。 そうある種の驚きをもって感じたのは、“かおりちゃん”という女の子に出会ったときだった。 ある日、京王線沿いの飲み屋開拓に勤しんでいた私は、明大前駅の近くで一人ちびちびやっていた。 平日の昼間、きったない居酒屋だったこともあって、周りには定年後のおじさんばかり。たまたま休みだった20代の私は完全に浮いていたのだが、常連のおじさんにすすめられて注文したあん肝がとても美味しく、出羽桜を冷やで合わせては満足していた。 そんなおよそ

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      • 路上で拾った、“夜のパブロフの犬”

        このご時世、「女の子を拾ったことがある」というと右からも左からも「拾うという表現は何事か!」とお叱りを受けると思うのだけれど、まさに「拾う」以上に適切な表現が見つからない経験をしたことがある。 あれは丁度梅雨が明けた7月のおわりごろだったと思う。 古い友人と赤羽で一杯やった帰り道、 散歩でもして酔いをさまそうと、最寄り駅のひとつ前の駅でおりた。 駅の改札を出たあたりに20代前半くらいの女性が泥酔した様子でうずくまっていた。 まだそれほど遅い時間ではなかったものの、そのあた

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        • 三分咲きのソメイヨシノと、満開の“赤桜”

          子どものころから3月も半ば、桜の開花が待ち遠しくなるこの時期がなんとも言えず好きだった。 酒を飲むようになってからは尚更だ。 三寒四温のなか燗や焼酎のお湯割りで体を温めるもよし、ビールやサワーで爽快感を味わうもよし、である。 そこに桜もおがめる、プロ野球も開幕が近いとあっては言うことがない。 そしてこの時期になるともう一つ、いや一人、必ず思い出す女の子がいる。 “まりちゃん”というその女の子は、22歳の公務員。くりっとした茶色の目、高くはないがすっきりとした鼻筋、小さな

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